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COMPLEXARRAY 構造
カスタム関数の配列とベクトルの値は COMPLEXARRAY 構造として渡されます。COMPLEXARRAY 構造には次の 4 つのメンバーが含まれます。
Array->rows - 行の数
Array->cols - 列の数
Array->hReal[col][row] - 配列値の実部
Array->hImag[col][row] - 配列値の虚部
PTC MathcadCOMPLEXARRAY 構造を使用してカスタム関数にファイルを送ると、実際には 2 つのファイル (1 つは実部、1 つは虚部) が渡されます。配列の要素に虚部が含まれていない場合、Array->hImag は Null に等しくなります。すべての要素が純虚数の場合、Array->hReal は Null に等しくなります。
PTC Mathcad の文字列変数などの、数値でない値を含む行列のために用意された機能があります。これらの配列のすべてのエントリには、有効なスカラー数または NaN が含まれます。
PTC Mathcad は、数値でない行列エントリをカスタム関数では使用できない別のデータ構造に格納して、カスタム関数が格納されている文字列または関数の実際の値がわからないようにします。MCSTRING を使用して個別に文字列を渡すことができます。
関数の結果が COMPLEXARRAY 構造の場合、MathcadArrayAllocate 関数を使用してメモリを複素数配列に割り当てます。