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例: 切り捨て関数と丸め関数
ceilCeilfloorFloorroundRoundtruncTrunc関数を使用して数値の切り捨てと丸めを行います。
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切り捨ておよび丸めを行ったすべての関数もシンボリックに評価できます。
1. 複素数のしきい値を定義します。下の変数 z は、実数または複素数です。
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2. 「数式の書式設定」タブの「結果」グループで、「表示精度」をクリックして 15 を選択します。
関数 ceil と Ceil
1. 関数 ceil を使用して、最も近い整数に切り上げた数字を求めます。
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2. 関数 Ceil を使用して、しきい値の倍数に切り上げた数字を求めます。
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関数 floor と Floor
1. 関数 floor を使用して、最も近い整数に切り下げた数字を求めます。
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2. 関数 Floor を使用して、しきい値の倍数に切り下げた数字を求めます。
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3. 関数 Floor を使用して、最も近い 1 の倍数に切り下げた数字を求めます。
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しきい値が 1 に等しい場合、関数 Floorfloor は同じ結果を返します。
4. 関数 Floor を使用して単位付きの数字を丸めます。
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単位の付いた数値を丸める場合は、単位定義式をしきい値として使い、ワークシートで使われている単位系に関係なく常に同じ結果が得られるようにします。
5. 任意の単位で解を表示するには、結果に単位プレースホルダーを使います。
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小文字形式のこれらの関数は、単位の付いた引数を受け付けません。
6. 関数 floor を使用して、数字の小数部分を取得します。
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関数 round と Round
1. 関数 round を使用して指定した桁数に丸めた数字を取得します。
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2. 関数 Round を使用して特定のしきい値に丸めた数字を取得します。
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3. 単位付きで関数 Round を使用し、その単位で表した結果の桁数を指定する乗数を指定します。
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4. 次の構成が等価であることを示します。
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5. 関数 roundRound の関係を示します。
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関数 trunc と Trunc
1. 関数 trunc を使用して、切り捨てて最も近い整数にした数字を求めます。
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2. 関数 Trunc を使用して、切り捨ててしきい値の倍数にした数字を求めます。
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3. 関数 truncTrunc の関係を示します。
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切り捨てと精度
1. 「数式の書式設定」タブの「結果」グループで、「後続ゼロを表示」をクリックします。
2. 次の定義式を入力します。
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3. d を評価します。
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4. 表示精度を 5 に変更して、d を再評価します。
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5. 関数 Trunc を使用して、切り捨ててしきい値の倍数にします。
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