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例: SIUnitsOf を使用した単位変換
SIUnitsOf関数を使用して、選択している単位系に関係なく、デフォルトの「SI」単位系に尺度化された入力引数の寸法を返します。
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デフォルトの「SI」単位系の基本次元は、メートル (m)、キログラム (Kg)、秒 (s)、アンペア (A) です。
1. 誘電率の定義を SI 単位系で表示します。
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2. 「数式」タブの「単位」グループで、「単位系」をクリックします。単位系を「SI」に設定します。
3. SIUnitsOf 関数を定数 E に適用します。
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4. 結果が次のようになることを確認します。
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尺度化が実行されるのは単位 E に対してであり、その値に対してではありません。したがって、値 8.854x10-12SIUnitsOf では無視されます。
5. SIUnitsOf を含む数式領域の中をクリックして、単位系を「USCS」に設定します。
6. 結果が次のようになることを確認します。
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この結果が得られる理由は次のとおりです。
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7. SIUnitsOf を含む数式領域の中をクリックして、単位系を「CGS」に設定します。
8. 結果が 1 になることを確認します。
この結果が得られる理由は、「CGS」単位系では単位にセンチメートル、グラム、秒が使用されるからです。1m=100cm1kg=1000gm を代入すると次のようになります。
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上記の結果を掛け合わせると無単位となります。SIUnitsOf 関数が 1 を返すのはこのことが理由です。
9. 定数をその定数の SIUnitsOf で割ると、無単位の定数値が返されることを示します。
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