関数 > ファイルの読み込みと書き込み > 例: データファイルの読み込みと書き込み
  
例: データファイルの読み込みと書き込み
ファイルアクセス関数を使用してバイナリ、Excel、データ、テキスト、PRN などの各ファイルを読み書きします。
READBIN 関数と WRITEBIN 関数の使用
1. 行列を定義します。
クリックしてこの式をコピー
2. WRITEBINを使用して新規ファイルを作成します。
クリックしてこの式をコピー
この場合、WRITEBIN により行列 M がバイナリファイルに書き出され、データ形式がバイトに設定されてリトルエンディアンが使用されます。
3. READBINを使用して、オプションパラメータを指定せずにバイナリファイルを読み込みます。
クリックしてこの式をコピー
4. M1 を評価します。
クリックしてこの式をコピー
デフォルトで、READBIN はデータをベクトルとして読み込みます。READBIN は 1 行ずつベクトル M1 に読み込みます。
5. READBIN を使用してバイナリファイルを読み込み、オプションパラメータを設定して 5 列の行列としてデータを読み込みます。
クリックしてこの式をコピー
クリックしてこの式をコピー
READEXCEL 関数と WRITEEXCEL 関数の使用
1. 2 列の行列を定義します。
クリックしてこの式をコピー
2. WRITEEXCELを使用して新しい Excel ファイルを作成し、そのファイルに行列を書き出します。
クリックしてこの式をコピー
3. READEXCELを使用して Excel ファイルからデータを読み込み、N を評価します。
クリックしてこの式をコピー
クリックしてこの式をコピー
4. N を転置します。
クリックしてこの式をコピー
5. 転置行列を Excel ファイルに書き戻します。
クリックしてこの式をコピー
6. Excel ファイルを読み込み、M を評価します。
クリックしてこの式をコピー
クリックしてこの式をコピー
元の行列のセルがいくつかまだ残っています。元の 1.xlsx ファイルには 2 列 5 行が含まれています。ステップ 5 で、WRITEEXCEL は最上部の 2 つの行を上書きしています。元の 2 列の最下部、セル A3 から B5 までは上書きしていません。READEXCEL により空白セルが NaN で埋められて完全な行列が作成されています。
READFILE 関数と WRITEFILE 関数の使用
1. 行列を定義し、 WRITEFILEを使用してこれを書き出します。
クリックしてこの式をコピー
クリックしてこの式をコピー
2. オプションパラメータを付けずに READFILEを使用して、データをファイルから読み込みます。
クリックしてこの式をコピー
クリックしてこの式をコピー
データはそのままの状態で読み込まれます。
3. READFILE を使用してすべてのオプションパラメータを定義します。
クリックしてこの式をコピー
クリックしてこの式をコピー
この場合、パラメータにより READFILE 関数は次のように設定されます。
1.dat ファイルに読み込まれる
行を列幅固定のデータとして読み込む
各列を 1 文字の幅があるかのように読み込む
行 1 と 2 を読み込む
すべての列を読み込む
空白を -1 で埋める
"." (ドット) を小数点として使用する
* 
行列の添字を参照する際には、読み取り関数は 1 で開始されます。
READTEXT 関数と WRITETEXT 関数の使用
1. 行列を定義し、 WRITETEXTを使用してこれを書き出します。
クリックしてこの式をコピー
クリックしてこの式をコピー
この場合、WRITETEXT により添字 (1,1) から添字 (5,5) まで M3 の部分行列が書き出されます。範囲は 2 つの 2 要素ベクトルを使用して定義されます。
* 
テキストファイルを書き出す際には、行列の添字は (0,0) ではなく (1,1) で開始されます。セル (1,1) の値は 5 ですが、これを書き出すにはセル (2,2) を指定する必要があります。
2. READTEXTを使用してデータを読み込みます。
クリックしてこの式をコピー
クリックしてこの式をコピー
READTEXT は最上部の最初の 2 列と 4 列目を読み込みます。範囲は文字列で定義されます。\t パラメータは数字をタブで区切ることを指定します。
WRITEPRN 関数と APPENDPRN 関数の使用
1. 行列を定義し、 WRITEPRNを使用して、それの部分行列を書き込みます。
クリックしてこの式をコピー
クリックしてこの式をコピー
WRITEPRN により、M5 の部分行列が PRN ファイルに書き出されます。
2. READPRNを使用してデータを読み込みます。
クリックしてこの式をコピー
クリックしてこの式をコピー
3. APPENDPRNを使用して、作成した PRN ファイルの最後に M5 を追加します。
クリックしてこの式をコピー
APPENDPRN によりデータがファイルの最後、元の行列の下に追加されます。
4. APPENDPRN を使用して行列に異なる列番号を付けます。
クリックしてこの式をコピー
呼び出しに失敗します。列の数が同じ行列のみを追加できます。