例: 財務関数
1. 年利率を定義します。
2. 1 年あたりの複利計算期間の数を定義します。
3. 定期利率を定義します。
4. 複利計算期間の数を定義します。
5. ローンの現在価値と将来価値を定義します。
支払い額
1.
pmt関数を使用して、10,000 ドルのローンを年利 6% で 5 年間で返済する場合に必要な月々の支払額を計算します。
ローンに対する支払いは負の数字として入力および表示されます。
2.
ppmt関数を使用して、36 カ月目のローンの元金支払額を計算します。
3.
ipmt関数を使用して、36 カ月目のローンの利息支払額を計算します。
元金支払額と利息支払額を足したものが支払総額 PMT になります。
累積利息、累積元金、実質年利
1.
cumint関数を使用して、前述のローンで支払われる累積利息を計算します。
2.
cumprn関数を使用して、前述のローンで支払われる累積元金を計算します。
3.
eff関数を使用して、前述のローンで支払われる実質年利 (APR) を計算します。
利率
1.
crate関数を使用して、投資を指定した将来価値
fv にするために必要な固定利率を計算します。現在価値
pv と複利計算期間数
nper を引数として指定します。
返される値は期間ごと、つまり月ごとの利率です。これは、年利率 18% に相当します。
2.
nom関数を使用して、前述の APR に対応する名目利率を計算します。
3.
rate関数を使用して、複利計算期間の数が
nper の場合の、期間ごとの利率を計算します。一定の固定期間支払
pmt と現在価値
pv を引数として指定します。
返される値は期間ごと、つまり月ごとの利率です。これは、年利率 6% に相当します。
期間数
1. 関数
cnperを使用して、年利が
prate であると仮定した場合に投資
pv が
fv に達するまでの複利計算期間の数を求めます。
2. 関数
nperを使用して、月々の支払いが
PMT、年利が
prate であると仮定した場合に投資
pv が
fv に達するまでの期間数を求めます。
将来価値
1.
fv関数を使用して、定期的な一定額
PMT が複利計算期間の数
nper にわたって固定利率
prate で支払われる場合の投資の将来価値を計算します。
2.
fvadj関数を使用して、一連の複利利率
sched を適用した場合の初期元金
princ の将来価値を計算します。
3.
fvc関数を使用して、利率
prate を得る通常の期間に発生する一連のキャッシュフローの将来価値を計算します。