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例:Lookup 以外の関数における ORIGIN の効果
システム関数 ORIGIN は、配列に作用する submatrixcsort、および rsortの 3 つの関数の結果に影響を及ぼします。
配列に作用しない 1 つの関数: e (反対称テンソル関数) にも影響を及ぼします。
1. 入力行列を定義します。
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2. ORIGIN を評価して、0 に設定されていることを確認します。
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ORIGIN=0: submatrix、csort、および rsort
1. 行と列の引数を定義します。
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2. submatrix 関数を使用して、行列 M から部分行列を抽出します。
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結果は、行 2 と 3、および列 3 と 4 の間にある部分行列です。
3. 列引数を定義し、列の並べ替え関数 csort を評価します。
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返される行列は、列 3 が昇順になるまで M の行を並べ替えた結果です。
4. 行引数を定義し、行の並べ替え関数 rsort を評価します。
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返される行列は、行 4 が昇順になるまで M の列を並べ替えた結果です。
ORIGIN=1: submatrix、csort、および rsort
1. ORIGIN を 1 に設定します。
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2. submatrix 関数を再評価します。
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返される行列は、今回は行 1 と 2、および列 2 と 3 から抽出されたものです。
3. ORIGIN が 0 に設定されている場合に同じ結果を得るためには、ORIGIN の新しい値を submatrix 関数の行と列の添字に追加する必要があることを示します。
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4. csort 関数を再評価します。
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返される行列は、今回は列 3 ではなく列 2 が昇順であることを示しています。
5. ORIGIN が 0 に設定されている場合に同じ結果を得るためには、ORIGIN の新しい値を c 引数に追加する必要があることを示します。
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6. rsort 関数を再評価します。
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返される行列は、行 4 ではなく行 3 が昇順であることを示しています。
7. ORIGIN が 0 に設定されている場合に同じ結果を得るためには、ORIGIN の新しい値を r 引数に追加する必要があることを示します。
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ORIGIN=0: e
1. ORIGIN を 0 に設定します。
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2. 反対称テンソル関数の 3 つの引数 ij、および k を定義します。
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3. 反対称テンソル関数 εを評価します。
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ORIGIN=1: e
1. ORIGIN を 1 に設定します。
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2. 反対称テンソル関数を再評価します。
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各引数の値は、ORIGINORIGIN+2 の間にあることが必要なので、エラーが発生します。
3. ORIGIN が 0 に設定されている場合に同じ結果を得るためには、ORIGIN の新しい値を 3 つの引数それぞれに追加する必要があることを示します。
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