CreateSpace と CreateMesh
CreateMesh(function, [s0, s1, t0, t1], [sgrid, tgrid], [fmap]) - 1 つ目の引数内の 2 変数関数によって定義されているパラメトリックサーフェスの X、Y、Z 座標を表す 3 つの行列の入れ子配列を返します。この関数を使用して、等高線図または 3D プロットにサーフェスをプロットできます。
CreateSpace(function, [t0, t1], [tgrid], [fmap]) - 1 つ目の引数内の 1 変数関数によって定義されているパラメトリック空間曲線の X、Y、Z 座標を表す 3 つのベクトルの入れ子配列を返します。この関数を使用して、3D プロットに曲線をプロットできます。
引数
• function は次のいずれかです。
◦ 3 つの座標値を指定する実数、パラメトリック、ベクトル値関数。この関数の例を次に示します。
ここで、CreateMesh
ここで、CreateSpace
◦ 3 つの実数、パラメトリック、スカラー値関数を引数リストにコンマで区切って指定します。この関数の例を次に示します。
ここで、CreateMesh
▪ f1(u, v) := u
▪ f2(u, v) := v
▪ f3(u, v) := sin(u) + cos(v)
ここで、CreateSpace
▪ f1(t) := t
▪ f2(t) := t2
▪ f3(t) := sin(t)
CreateMesh では、変数を 1 つしか使用しない場合でも、各関数を 2 変数関数として定義する必要があります。
◦ z の値のみを指定する x と y の実数、スカラー値関数。この関数の例を次に示します。
G(x, y) := sin(x) + cos(y)
このタイプの関数を CreateSpace とともに使用することはできません。
CreateMesh および CreateSpace の引数として関数を指定する場合、引数なしで関数名のみを入力します。例は CreateMesh(f1, f2, f3, 0,1,0,1) です。この例では、どちらの変数にも 3 つの関数の値をとる CreateMesh が範囲 (0,1) で適用されています。
• s0, s1 (オプション) は 1 つ目の独立変数 u または x で、実数を範囲の上限および下限としています。デフォルトの値は -5 と +5 です。
• t0, t1 (オプション) は 2 つ目の独立変数 v または y で、実数を範囲の上限および下限としています。デフォルトの値は -5 と +5 です。s0、s1 を指定した場合、t0、t1 も指定する必要があります。
• sgrid, tgrid (オプション) は u および v のグリッド点の正の整数です。デフォルトの値は 20 です。グリッド内のセルの数は (sgrid −1) × (tgrid −1) です。
• fmap (オプション) は、任意の座標系から直交座標系への写像を定義する、実数、3 成分、ベクトル値の 3 変数関数です。この関数の例を次に示します。