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タスク 1-4: ソルブブロックの媒介変数化
ソルブブロックはワークシート内の独立した領域ですが、ワークシートのほかの領域との間で結果をやり取りすることもできます。たとえば、ソルブブロック領域より前の数式領域で推定値を定義できます。
ソルブブロック領域内で推定値を定義した場合、ローカルに定義され、ワークシート内の変数の値はその影響を受けません。
解を変数に割り当ててワークシート内で後から使用できます。
ソルブブロックの媒介変数と同じ引数を持つ関数に解を代入できます。ここでは、媒介変数は a です。
関数 f では、a に特定の値を指定して解を求めることができます。
関数 f をプロットし、媒介変数 a に応じた関数の変化を視覚化することもできます。
演習
次の練習に進む前に、次の問題について考えます。2 つのボールが互いに向かって転がって衝突します。
衝突後のボールの速度を求めるソルブブロックを次のように設定できます。
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推定値の単位はソルブブロックの解の単位と整合しています。
制約条件として運動量保存とエネルギー保存を指定します。
ソルブブロックの解 V(m.a) はベクトル関数です。v.av.b には関数のラベルが付いているので、次の計算でこれらは変数から区別されます。
衝突時の運動量変化:
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衝突時のエネルギー変化:
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m.a を使用して、最終速度および運動量変化とエネルギー変化をプロットできます。
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このトピックの右上隅にある「Copy Expressions」をクリックします。新しいワークシートに式を貼り付けるため、ワークシートをクリックし、Ctrl + V キーを押します。u.a の値を 2、u.b の単位を ft/s に変更してプロットへの影響を確認します。
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