decomp キーワードの使用
キーワード decomp は、非常に長いシンボリック結果がある場合に役立ちます。このキーワードを使用すると、長い結果の表示を構造化された方法で簡略化できます。キーワード decomp は、式をいくつかの部分に分解し、係数、べき乗、反復項などの要素を、生成された変数に置換します。
• 以下の式は、その長さが原因で分析が困難な場合があります。
• キーワード decomp を使用することで、このような式を分解し、結果の構造についての理解を深めることができます。
• 場合によっては、結果の式が長すぎて表示できないことがあります。PTC Mathcad Prime によって式が計算されても、長すぎて表示できないため分析できません。
• キーワード decomp を使用すると、結果の式が生成された変数に置換され、PTC Mathcad Prime が表示できる長さに結果が短縮されます。decomp を使用すると、式の構造が表示されるようになります。
変更因子と decomp の使用
キーワード decomp には、以下の変更因子を使用できます。
• coeff - 分解中に、式のすべての数値係数を生成された変数に置換します。
• power - 分解中に、式のすべての数値のべき乗を生成された変数に置換します。
• func - 分解で繰り返される式を識別し、生成された変数に置換します。
• parts - 分解後に生成された変数とその定義のみを表示します。
• expr - 分解後に生成された変数を使用して書き換えられた式のみを表示します。
• max - 追加のステップを実行して、さらに簡略化または細分化します。
decomp と変更因子 parts および expr の使用
• 繰り返し式を操作するには、修飾子parts。結果を substs という変数に割り当てて、後からこの例の中で使用できるようにします。
• 結果の式を操作するには、変更因子 expr を使用し、キーワード assume を使用して、目的とする条件を抽出します。キーワード substitute を使用して、元の項に戻すこともできます。
• 特定の代入を回避する場合にも、キーワード substitute を使用できます。たとえば、次の 2 つの生成された変数を回避する場合、以下のようになります。
• キーワード substitute を使用します。
decomp と変更因子 coeff および power の使用
• 変更因子 coeff と power を使用して、数値の係数とべき乗の置換をカスタマイズできます。変更因子 coeff と power の後に数値を挿入して、代入を実行する桁数を示すことができます。デフォルトは 3 です。
• 新しい名前を指定して、生成された変数の名前を変更します。
decomp と func 変更因子の使用
func 変更因子を使用すると、分解で繰り返される式が識別されて置換されます。生成された変数の名前は、次に示すように新しい名前に変更できます。
decomp と max 変更因子の使用
max 変更因子をキーワード decomp とともに使用すると、式がさらに簡略化されます。これにより、生成された変数にすでに割り当てられている式が、別の生成された変数に置換されます。結果の式は、この変更因子の影響を受けません。