WAV サウンドファイル
• READWAV("file") - WAV ファイル file の音声データを行列形式で返します。各列がデータのそれぞれ別のチャンネルを示します。各行が時間のサンプリングを示します。
• WRITEWAV("file", s, b, M) - サンプルレート s とビット解像度 b を使用して、配列 M のデータを WAV ファイルに書き込みます。
• GETWAVINFO(“file”) - WAV ファイル file の次のフォーマット情報が順番に格納されているベクトルを返します。
◦ チャンネル数
◦ サンプルレート
◦ ビット解像度 (サンプルあたりのビット数)
◦ オーディオプレーヤーが音声をリアルタイムで再生するために処理する必要がある 1 秒あたりの平均バイト数
引数
• file は、パルス符号変調 (PCM) された Microsoft WAV ファイルのファイル名またはフルパス名を指定する文字列です。
• s は、サンプルレートを指定する整数です。
• b は、ビット解像度を指定する整数です。1 ≤ b ≤16。
• M は実数の行列です。各列はそれぞれのチャンネルに、各行は時間のサンプリングに対応します。
その他の情報
• ビット解像度 b を 1 から 8 に指定すると、符号なしのバイトデータとして file に書き込まれます。
• 振幅 M のベクトルの値は 0 から 255 (28) に制限されています。
• b を 9 から 16 に指定すると、ワード (2 バイト) データが file に書き込まれます。ワードデータは -32768 から +32767 (215) に制限されています。