ワークシートの参照
1. ワークシートで、参照先のワークシートを挿入する場所にポインタを置きます。
2. Ctrl + Shift + W キーを押します。新しい領域が表示され、左側に「含める <<」ボタンが表示されます。
または、「入力/出力」タブの「PTC Mathcad ワークシート」グループで、「ワークシートを含める」をクリックします。
3. 「含める <<」ボタンをクリックします。オープンダイアログが開きます。
4. 参照するファイルを選択し、「開く」をクリックします。ワークシートには参照されるワークシートの完全パスが表示されます。または、ワークシートのパスを入力または貼り付けることもできます。
デフォルトで、「含める」領域には、参照先ワークシートの絶対パスが表示されます。パスを編集して相対パスにすることができます。
参照先ワークシート内の変数定義と関数定義が、開いているワークシートに含まれているかのように適用されるようになりました。
追加情報
ワークシート内で参照ボックスを選択して上下にドラッグできます。
含まれているワークシートを開くには、ファイルパスにマウスポインタを合わせ、Ctrl キーを押しながらクリックします。
PTC Mathcad Prime では数式は上から下、左から右に計算されます。参照先ワークシート内の定義は、「含める」領域の上側にある式には適用されません。「含める」領域の下側に参照先ワークシートの定義と同じ名前の変数を挿入することで、参照先ワークシートからの定義を上書きできます。
ソルブブロック内にワークシートを含めることで、推定値を定義できます。ただし、参照先文書で、ソルブブロックの外側で推定値が宣言されている必要があります。ソルブブロックはローカル定義であるため、PTC Mathcad Prime は参照先ワークシート内のソルブブロックを無視します。
参照先ワークシートの計算設定が親ワークシートの設定と異なる場合、「含める」領域の下側に警告メッセージが表示されます。PTC Mathcad Prime は、親のワークシートの設定を使用します。
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