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式の型の関数
次の関数を使用して、式のデータ型を調べることができます。
IsArray(x) - x がベクトルまたは行列の場合、1 を返します。そうでなければ、0 を返します。
IsFunction(x) - x が関数の場合、1 を返します。そうでなければ、0 を返します。
IsNaN(x) - x が NaN (Not a Number) の場合、1 を返します。そうでなければ、0 を返します。
IsScalar(x) - x が実数または複素数のスカラーの場合、1 を返します。そうでなければ、0 を返します。
IsString(x) - x が文字列の場合、1 を返します。そうでなければ、0 を返します。
SIUnitsOf(x) - 選択している単位系に関係なく、デフォルトの SI 単位に尺度化された x の次元 (マグニチュードと単位) を返します。x が無単位の場合、1 を返します。
引数
x は有効な任意の PTC Mathcad 式です。
SIUnitsOf(x) では x が実数でなければなりません。
その他の情報
値を SIUnitsOf 関数で割って単位をなくし、尺度化して SI 単位系に表します。この関数は、regressgenfit、ODE ソルバーなどの単位をとらない関数に対して、引数や計算結果の単位をいったん削除してから再度適用する場合に最も便利です。
関数 IsScalarIsString、および IsArray はプログラムの条件文の中で最も役に立ちます。
IsNaN はデータセット内の欠落した値を条件的に取り扱う場合に最も便利です。