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塗りつぶし
「塗りつぶしツール」を使って、複数のエレメントまたはエレメントの一部分によって囲まれた領域の塗りつぶしを行うことができます。
Arbortext IsoDraw では、楕円、長方形、ベジエカーブ、多角形などの塗りつぶし作業を行うことが可能です。ただし実際は多くの場合、塗りつぶしを行うエリアは 1 つのエレメントによって区切られているのではなく、複数のエレメントの線分によって形成されます。このような場合は、目的の領域の輪郭を形成するエレメントを生成する必要があります。このベジエカーブといわれるエレメントにより、複数のエレメントによって形成された複雑な領域を塗りつぶすことが可能になります。
現在エレメントは選ばれていません。「塗りつぶし」ウィンドウから、塗りつぶしに使う任意のカラーまたはパターンを選択します。「塗りつぶしツール」 を選択します。カーソルが「塗りつぶし」 カーソルに変わります。塗りつぶしを行う領域上でクリックします。
目的の領域を囲むベジエカーブが作成されます。ベジエカーブは全エレメント中で一番前面に配置され、メニューから選択した色により塗りつぶされます。この塗りつぶされたエレメントも、ほかのエレメントの変更と同様に、後から変更することが可能です。塗りつぶされたエレメントを背面へ送ることにより、元のエレメントの輪郭を確認することができます。
塗りつぶしツールは、塗りつぶしを行う上で非常に便利なツールです。ただし、塗りつぶし操作が期待どおりの結果にならない場合があります。これを防ぐために、各エレメント間に隙間が存在していないことを確認してください。
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塗りつぶし作業を実行できない場合は、「エレメント」メニュー内の「ベジエを接続」または「ポリラインを接続」を使用してパスを生成できます。