独自ライブラリパーツの作成
ライブラリパーツを伴う追加ファイルは、「Program」フォルダまたは「PTC」フォルダの「Library window」フォルダに必ず保存します。
「ライブラリ」ウィンドウでパーツを挿入できるように、ライブラリパーツを作成するときに必ず従う規則があります。
ライブラリパーツを含むファイルは、必ず Arbortext IsoDraw フォーマットまたは CGM フォーマットで保存します。
ライブラリパーツのドローイングは、すべてグループ化します。ドローイングは、Arbortext IsoDraw で「グループ」としてのみ識別できます。
画像平面に対して様々な異なる方向をライブラリパーツに描いたときは、各方向の派生ドローイングはすべて 1 つのファイルに保存します。派生 (グループ) ドローイングは、リスト中にそれらを含むファイルの下にインデントされた形で「ライブラリ」ウィンドウに表示されます。
Arbortext IsoDraw が個々の派生ドローイングを識別できるように、「グループ」ごとに必ず 1 つ以上の楕円または円を含みます。楕円角は、画像平面に対する位置関係に対応する必要があります。楕円角の寸法が、「ライブラリ」ウィンドウで名前の後に表示されます。
Arbortext IsoDraw が楕円角で識別できないライブラリドローイングは、名前の後に「90」が加えられます。これらのパーツは、ファイルを選択してもグリッドまたは指定の楕円に応じて自動的に挿入できません。このタイプのライブラリドローイングでは、直接的に挿入します。
ライブラリドローイングを作成するとき、どの方向でパーツを使用することが多いかを考慮します。アイソメトリック軸から外れてライブラリパーツを使用する場合に限り、画像平面に対して別方向のドローイングを作成します。
1 タイプのライブラリパーツ (油圧パーツなど) を多数作成する場合は、専用のフォルダを作成して各ファイルに固有の名前を付けます。これにより、「ライブラリ」ウィンドウでパーツを容易に選べるようになります。また、「Library window」フォルダから対象ファイルを削除すること、または対象ファイルを追加することが容易になります。
| 現在の作業に必要なライブラリファイルのみを、「Library window」フォルダに保存します。ほかのファイルを保存すると、プログラム起動時に使用しないライブラリファイルまで不必要に読み込んで、作業中に管理しなければなりません。 「Library window」フォルダには、いつでもファイルを追加できます。Arbortext IsoDraw を再起動した後、「Library window」フォルダからの現在のファイルがすべて「ライブラリ」ウィンドウのリストに含まれます。 |