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プリンタの設定
「プリンタの設定」コマンドを選択すると、Arbortext IsoDraw ドキュメントをどのように印刷するかを設定できます。表示されるダイアログボックスの内容と設定項目は、使用するプリンタの種類によります。
Arbortext IsoDraw には従来の設定オプションのほかに、「印刷マージン」を指定するための 2 つの設定項目があります。
プリンタが扱うことのできる用紙やフィルムよりも、実際のドローイングの方が大きい場合がよくあります。プリンタから出力されるフォーマットとドローイングのサイズが一致する場合でも、使用するプリンタの実際の出力条件のために、用紙の印刷可能な領域が実際の用紙のフォーマットより小さいこともあります。このような場合は、用紙の周囲に印刷できない余白が生じます。
LaserWriter を使う場合、A4 のプリント領域は次のようになります。
用紙サイズ
210.0mm x 297.0mm
プリント領域
189.8 mm x 275.5 mm
このようなドローイングを完全な形でプリントアウトするには次の 2 つの方法があります。
1. 上記のダイアログボックスに適切な縮小率を入力する (たとえば A3 から A4 に縮小する場合は 70%)。
2. 原寸大 (100%) で出力し、ドローイングを数枚の紙に分割する。
後者の場合、ベースフィルムなどを使って個別のシートを完全なドローイングにまとめることができます。各シートのプリントに少しずつマージンがあれば、まとめる作業が容易になります。
マージン付きで印刷する場合、これに相当するのは印刷できる領域のみです。たとえば、5 mm の水平マージンを設定して印刷すると、隣接する 2 ページの印刷可能領域が 5 mm ずつ重なるようになります。
水平、垂直マージンに、異なる値を入力できます。
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「ウィンドウ」 > 「印刷枠の表示」を選択することにより、ドローイングが印刷されるページごとにどのように分割されるかを表示できます。枠は現在入力されているオーバーラップの中心点に沿って表示されます。
ドキュメントウィンドウが開いていない場合にも、印刷マージンの値を設定できます。この設定は、新たに作成されるすべてのドキュメントに適用されます。