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エクスポート
「保存」コマンドを使うと、イラストを Arbortext IsoDraw フォーマットで保存できます。ただし、このフォーマットは Arbortext IsoDraw でしか読み込まれません。「エクスポート」コマンドを使って Arbortext IsoDraw のドキュメントを保存すると、ほかのプログラムでそのファイルを読み込んで編集することができます。ファイルをエクスポートするために、異なる種類のフォーマットが多数用意されています。
このコマンドを選択すると、次のダイアログボックスが表示されます。
リストから必要なフォーマットを選びます。指定したファイル名に、Arbortext IsoDraw によって、選択したフォーマットの種類を表す文字 (拡張子) が加えられます。このファイル拡張子は、Windows のプラットフォームで必要となります。エクスポートしたファイルを異なるハードウェアプラットフォームに移すときにも、この拡張子が必要になる場合があります。
ファイルフォーマット
選択されたすべてのファイルフォーマットは、「環境設定」コマンドの設定に準じて保存されます。
目的のフォーマットを選択するほかに、次のようなオプションがあります。
オプション
保存する前に環境設定を確認する場合は、「オプション」ボタンをクリックしてください。ダイアログボックスが表示され、選択したフォーマットの現在の設定が表示されます。「編集」 > 「環境設定」コマンドを選択せずに、各設定をここで直接修正することが可能です。変更した内容が、そのファイルフォーマットの新しい環境設定として保存されます。
スケール
「スケール」 ボタンを押すと、次のようなダイアログボックスが表示されます。
Arbortext IsoDraw では、印刷するサイズより大きなサイズで作業することがよくあります。印刷は、ほとんどの場合 A4 レター形式のサイズに収まります。
ダイアログボックスで、エクスポートするイラストのサイズを設定することができます。Arbortext IsoDraw は、描かれているエレメントが占める領域を計算します。この領域がレターページサイズより広い場合は、エクスポートダイアログを開くとサイズ変更ボタンが点滅します。これは、出力サイズを縮小する方がよい結果になることを示しています。
スケール
サイズ変更ダイアログボックスのスケール値は、出力をレターページサイズにするように自動的に設定されます。「スケール」と同様に、スケール値を入力して、必要なサイズを設定できます。「OK」をクリックすると入力した値が有効になり、「キャンセル」を押すと元のサイズ設定のままになります。
値を数式としても入力できます。これにより、パーセント値を算出する必要がなくなります。値を入力するときは、計算規則に従います。値の入力方法については、Drawing Basics Tutorialを参照してください。
寸法
選択したエレメントを囲む領域の拡大縮小率を「スケール」フィールドに入力します。その値に応じて、領域の幅と高さが変化し、それぞれ「水平」または「垂直」フィールドに表示されます。数値をフィールドに直接入力することもできます。実際の数値は、入力フィールドの左側に表示されます。
元のドローイングは、入力した値によって変更されません。
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サイズ変更ボタンが点滅しなくてもサイズを変更できます。
サイズ変更ボタンの点滅を無視してスケールを入力しない場合は、イラストは 100% のスケールでエクスポートされます。
エクスポートのフォーマット
Arbortext IsoDraw がサポートするファイルフォーマットの種類は増加しています。これらのフォーマットには、グラフィックスおよび CAD 分野の主要な標準交換フォーマットがすべて含まれています。プログラムのバージョンアップや規格の改訂に対応するために、フォーマットのフィルタは常に更新する必要があります。このような更新に迅速に対応するために、各フォーマットの説明やダイアログボックスの解説をArbortext IsoDraw Data Exchange Referenceにまとめました。
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レイヤーウィンドウでエクスポート可能として表示されるレイヤーのエレメントだけをエクスポートできます。その他のレイヤーはエクスポートされません。
イラストをほかのフォーマットにエクスポートすると、元のイラストと同様の画質や細部の表現が維持できないことがよくあります。詳しくは、Arbortext IsoDraw Data Exchange Referenceを参照してください。