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ファイルの保存と管理
ファイル名
 
原則として、ファイル名は簡単に理解でき、ファイルの内容を反映したものにします。同じような内容の多数のファイルがあったり、それらのファイルを複数のユーザーが使用したりする場合には特に、はっきり区別できる名前と識別番号が重要です。
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ファイル名には記号 (§%&) やウムラウト (üöä)、空白は使用できません。
プレビュー付き保存
 
Arbortext IsoDraw では、オプションで「プレビュー」付きファイルを保存することができます。保存したプレビューにはファイルの内容が表示され、開いたダイアログボックスにそのプレビューが表示されます。複数のファイルがあるフォルダ内で特定のドローイングを探す場合には、プレビューが大変便利です。
ファイルと一緒にプレビューを保存するかどうかは、「その他」環境設定ページで指定します。標準設定でのプレビューの画質が十分でない場合は、希望に応じて設定を変更できます。
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ただし、プレビューの画質を上げるとファイルサイズが増えることに注意してください。プレビューの解像度が高くなるほど、ファイルサイズが大きくなります。
フォルダとファイルの作成
 
ファイルの管理を行う際に重要なのは、フォルダを構造的に配置することです。フォルダ名が、その内容を表示するようにします。
各プロジェクトにはそれぞれのフォルダと、必要に応じてサブフォルダを割り当てます。補助ファイルやインポートしたデータを含むファイルには、別のフォルダを作成します。
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フォルダは作業の開始前に指定する必要があります。割り付けファイルで作業する場合には、特に注意します。理由は、Link2Source™ 技術により、ソースファイルとの生きたリンクが作成されるためです。ソースファイルへのパスを変更すると、リンクは保持されません。
ほかの用途で使用するためにファイルをエクスポートする際には、エクスポートファイルを別フォルダに保存すると便利です。たとえば、取扱説明書で使用される図などがそれにあたります。