楕円をサーチ
このコマンドを使うと、ある面とその面上の角度とに合う楕円を検索することができます。
元の面で、楕円または楕円の円弧を選択し、次に希望の短軸 (楕円の最短の直径) の方向を向いている線も選択します。次にコマンドを選択します。表示されたダイアログボックスで、希望の直径を入力します。
Shift キーを押しながら「楕円をサーチ」を選択すると、線で指定された方向に垂直に位置する楕円が生成されます。同時に、開始点から直角方向に伸びる短い線分が表示されます。
3 番目のオプションが用意されており、Alt キーを押した状態でコマンドを選択すると、3 つの楕円と 2 本の線分が表示されます。線分は開始点に適する角度を示します。追加の 2 つの楕円はこの角度の方向に位置します。
上記の図では、軸との関係をわかりやすく示すために楕円を移動しています。
楕円や線分など新たに生成されたエレメントは、現在アクティブなレイヤー上に割り当てられます。
| 楕円を指定する際のルールは、平行投影上の幾何学的関係によって定義されています。ただし「楕円をサーチ」機能は、ほかの投影で作業している場合、たとえば、写真をトレースする場合などにも適用することができます。写真は中央投影を使用しますが、描かれる様々な図形は通常きわめて近い間隔で配置されるので、自動的に生成された楕円も可能です。 |
> を選択することで、平行投影で作図をするための楕円をほとんどすべて生成することができます。どのような場合に楕円を検索する必要があるかを以下に示します。わかりやすいように、元の楕円と角度を形成する線が濃いグレーで表示され、結果として生成された楕円の円弧と軸が薄いグレーで表示されます。楕円の作成に使用するキーボードのボタンを図の横に示してあります。
「楕円をサーチ」または F11 | | |
Shift + 「楕円をサーチ」 | | |
Alt + 「楕円をサーチ」 | | |