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環境設定パネル
3D オプション
この環境設定パネルでレンダリング面を設定します。この設定で、インポート後に生成される 2D イラストレーションのサーフェスをインポート中に 3D データのサーフェスとどれほど正確に一致させるかを指定します。
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テセレーションを左右する設定は、IGES フォーマットでファイルをインポートするときにのみ適用されます。
ドローイングに自由曲面のある部品がいくつか含まれている場合は、レンダリング面の精度を高くすることにより、自由曲面をより正確に表示することができます。生成される表示は細線の制限値の設定によっても左右されるので、使用するデータに最適な設定を決定できるように、さまざまな設定を試すことをお勧めします。
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自由曲面のある部品をいくつか含むドローイングがプロジェクトにおいて少ししかない場合は、これらのファイルをインポートするときにのみレンダリング面の設定を変更してください。レンダリング面の精度が高すぎると、自由曲面を含まないアセンブリに不要なインナーラインが形成されることがあります。通常、標準設定を適用すると、最適な結果が得られます。
詳細については、Arbortext IsoDraw User's Reference の「環境設定...」および「3D モードでの作業」の項を参照してください。
IGES インポート
「IGES インポート」の設定オプションの詳細については、Arbortext IsoDraw Data Exchange Reference を参照してください。ここで、より効率的に作業を進められるように、ヒントをいくつか紹介します。
「アセンブリ選択」オプションは、ドローイングの特定の部品のみをインポートするときに使用してください。このオプションを選択すると、ストラクチャーを選択するための別のダイアログボックスが表示されます。詳細については、インポートダイアログボックスを参照してください。
「アセンブリオブジェクト情報生成」の横にあるボックスは、常に選択されていなければなりません。3D モードでは、オブジェクト情報は「オブジェクト」ウィンドウに表示され、2D プロジェクションでも継承されます。これにより、2D イラストレーションでもオブジェクト情報を使用できるため、たとえば、コールアウトがオブジェクトリストに応じて自動的に作成されます。この「アセンブリオブジェクト情報生成」チェックボックスが選択されていないと、「グループ」という名前のみが 3D モードの「オブジェクト」ウィンドウに表示されます。
「オプション」ボタンをクリックすると、IGES のオプションを設定するためのダイアログボックスが表示されます。エレメントにはさまざまな種類がありますが、サーフェスエレメントとソリッドエレメントのエンティティ 186 のみがテクニカルイラストレーション用の 3D データを変換するのに必要です。「ソリッド+ サーフェス」ボタンをクリックすると、これらのエレメントが正確に変換されます。
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原則として、「IGES インポート」環境設定ページに関連するヒントは、VRML および Wavefront フォーマットについても当てはまります。ただし、VRML および Wavefront フォーマットの場合、「オプション」ダイアログボックスに表示されるすべてのエレメントを変換対象として選択する必要があります。
プロジェクト全体にわたって一貫して同じ設定を使用する場合は、「ダイアログ表示」オプションを選択解除することができます。こうすると、すべてのファイルが自動的に同じ設定で読み込まれます。インポート中に設定を変更するためのダイアログボックスは表示されません。