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割り付けファイルを使った作業
割り付けファイルによるソースファイルの修正
 
「配置」コマンドを使用すると、Arbortext IsoDraw がサポートするフォーマットで 2D データを含むすべてのファイルを配置することができます。
Link2Source™ 技術により、ソースファイルとの生きたリンクが作成されます。つまり、ソースファイルを修正すると、その内容が自動的に割り付けファイルにも反映されます。
ファイルの割り付けは、たとえばスペアパーツカタログを編集する際に、特定の部品または小さなアセンブリユニットが複数のアセンブリまたは機械の一部で使用される場合などに使われます。設計変更で部品が余分になったり、追加されたり、変更されたりした場合、修正の必要があるのはただ 1 ファイル、ソースファイルだけです。修正後、それぞれの内容が、このソースファイルの割り付けられた全スペアパーツ図面ファイルに反映されます。
この練習では、歯付きベルトユニット (「place1.idr」) をギアモーター (「phantom.idr」) に割り付けます。その後、更新のプロセスをシミュレートします。歯付きベルトユニットの含まれたソースファイルを、修正版 (「place2.idr」) に置き換えます。
ソースドローイング
phantom.idr」 (想像線で描かれたギアモーターの図)
place1.idr」 (歯付きベルトユニットの含まれた割り付けファイル)
place2.idr」 (歯付きベルトユニットの含まれた更新済み割り付けファイル)
ファイルは Arbortext-IsoDraw インストールパス\Tutorial\Tutorial IsoDraw フォルダにあります。また、「place1.idr」、「place2.idr」の各ファイルのコピーが、「place」サブフォルダにあります。
設定
「グリッド合わせ」「グリッドスナップ」「エレメントスナップ」「寸法」を有効にしておきます。
新しいツール / 機能
「割り付け」コマンド (更新あり)