判定基準のロールアップの動作
スコアカードツールでフィルタに選択された設備に複数の作業拠点が含まれている場合、作業拠点ごとに計算された判定基準値は、フィルタされた設備のレベルにロールアップされます。判定基準の測定単位により、このロールアップの動作が作業拠点の値の平均または総計のどちらになるかが決まります。
• 「平均」 - フィルタされた設備内のすべての作業拠点の値は、フィルタされた日付範囲で平均されます。「生産 OEE」、「使用可能な OEE 合計」、「平均スループット」、および「スクラップ率」の判定基準はすべて、平均のロールアップの動作を使用します。
• 「総計」 - フィルタされた設備内のすべての作業拠点の値は、フィルタされた日付範囲で加算されます。「損失時間の合計」、「生産数」、「完了したジョブ」、「スケジュールされたジョブ」、「計画生産時間」、「超過作業時間」、「生産時間合計」、「有効時間合計」の判定基準はすべて、総計のロールアップの動作を使用します。
ロールアップの動作が総計の判定基準の場合、「スコアカード」内の
「ターゲット」列には、フィルタされた期間に対して正規化されたターゲット値が表示されます。