概要
このセクションでは、非同期モードでの Creo TOOLKIT の使用について説明します。
非同期モードはマルチプロセスモードの 1 つで、このモードでは Creo TOOLKIT アプリケーションと Creo+ は並行操作を実行します。同期モードとは異なり、非同期モードではアプリケーションと Creo+ との間の通信手段としてリモートプロシージャ呼び出し (rpc) が使用されます。
同期モードと非同期モードとのもう 1 つの重要な違いは、Creo TOOLKIT アプリケーションの起動方法にあります。同期モードでは、アプリケーションはレジストリファイルに格納されている情報に基づいて Creo+ によって起動されます。非同期モードの場合、アプリケーションは Creo+ から独立して起動し、その後、Creo+ プロセスを起動するか、そこに接続します。アプリケーションにはその独自の main() または wmain() 関数が含まれていることがあります。入力に非 usascii 文字が含まれている場合など、アプリケーションがコマンドライン引数を wchar_t として受け取る必要がある場合、wmain() を使用します。非同期アプリケーションは、「補助アプリケーション」(Auxiliary Applications) ダイアログボックスに表示されません。
基本的な機能のセクションのCreo Toolkit の動作のセクションでは、DLL とマルチプロセス ("派生") の 2 つのモードについて説明しています。これらのモードは、Creo TOOLKIT アプリケーションと Creo+ が並列に処理を行わないという点で同期モードに区分されます。派生モードでは、各プロセスはオペレーションを要求するメッセージを互いに送信できますが、それぞれのプロセスはそのオペレーションが完了したことを知らせるメッセージが返ってくるのを待たなければなりません。2 つのプロセスは制御のやり取りを行い、その一方は必ず待ち状態になります。
非同期モードアプリケーションは、派生モード (マルチプロセス) と同じ通信方式を使用して動作します。派生モードで rpc を使用すると、DLL 通信に比べてパフォーマンスが著しく低下します。したがって、必要でない場合は非同期モードを使用しないように注意する必要があります。アプリケーションが Creo+ に対して明示的制御を有するモードは、非同期モードだけではないことに注意してください。Creo TOOLKIT アプリケーションを使用して Creo+ をバッチモードで実行することもできます。バッチモード操作の詳細については、バッチ Creo Parametric セッションを作成するための Creo Toolkit の使用のセクションを参照してください。
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