寸法の修正
次の関数について説明します。
関数
ProDimensionSymbolSet() によって、寸法のシンボル(名前)を変更できます。この関数は、ソリッドの寸法についてのみ使用できます。
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 指定したシンボルがモデル内の別の寸法にすでに存在している場合は、関数がエラーコード PRO_TK_NO_CHANGE を返します。
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関数
ProDimensionValueSet() は、寸法の値を変更します。この関数によって、ほかの方法で値が駆動される寸法 (被駆動寸法や参照寸法、リレーションによって駆動される寸法など) の値を変更することはできません。
関数
ProDimensionOverridevalueSet() は、寸法のオーバーライド値を指定します。この値は実数に制限されています。デフォルトのオーバーライド値はゼロです。
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 オーバーライド値は被駆動寸法にのみ設定できます。
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関数
ProDimensionDecimalsSet() は、小数寸法の小数点以下桁数を設定します。
• 寸法の保存値を表示するために必要な小数点以下桁数が、関数
ProDimensionDecimalsSet() で指定された小数点以下桁数より大きく、その寸法の Round Displayed Value 属性が ON の場合、保存値は変更されません。表示される小数点以下桁数のみが変更され、それに従って表示値が更新されます。
たとえば、寸法の保存値が 12.12323 で、寸法の Round Displayed Value 属性が ON に設定されているとします。
ProDimensionDecimalsSet() によって小数点以下桁数が 3 に設定された場合、その寸法の保存値は変更されず、保存値は 12.12323 になります。この寸法の表示値は小数点以下 3 桁に丸められて 12.123 になります。Round Displayed Value 属性は変更されません。
• 寸法の保存値を表示するために必要な小数点以下桁数が、関数
ProDimensionDecimalsSet() で指定された小数点以下桁数より大きく、その寸法の Round Displayed Value 属性が OFF の場合、その寸法の小数点以下桁数が修正され、指定された小数点以下桁数に保存値が丸められます。
たとえば、寸法の保存値が 12.12323 で、寸法の Round Displayed Value 属性が OFF に設定されているとします。関数
ProDimensionDecimalsSet() によって小数点以下桁数が 3 に設定された場合、その寸法の保存値は小数点以下 3 桁に丸められて 12.123 に修正されます。
• 寸法の保存値を表示するために必要な小数点以下桁数が関数
ProDimensionDecimalsSet() で指定された小数点以下桁数より小さい場合、小数点以下桁数は指定された値に設定されます。小数点以下桁数がそのままでも増えても保存値には影響がないので、Round Displayed Value 属性のステータスは考慮されません。
たとえば、保存値が 12.12323 の寸法があるとします。関数
ProDimensionDecimalsSet() によってその寸法の小数点以下桁数が 8 桁に設定され、後続ゼロを表示する場合、この寸法は 12.12323000 として表示されます。
被駆動寸法の場合
• この関数によって設定された小数点以下桁数が、寸法の保存値を表示するために必要な小数点以下桁数以上である場合、小数点以下の値が変更され、Round Displayed Value 属性は変更されません。
• 寸法の小数点以下桁数が、寸法の保存値を表示するために必要な桁数より小さい場合、被駆動寸法の保存値は変更できないので、Round Displayed Value 属性は自動的に ON に設定されます。
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 関数 ProDimensionDecimalsSet() の入力引数 decimals には、負でない数値を指定する必要があります。指定した寸法に公差の上限値または下限値を適用したときに、結果の値の整数部の桁数と小数部の桁数の合計が 13 桁を超えないようにする必要があります。
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• 次の場合には保存値は変更されません。
◦ 丸め属性が設定されているかどうかにかかわらず、指定された分母の正確な分数として表示可能な場合。
◦ 保存値を正確な分数として表示することはできないが、丸め属性が設定されている場合。この場合、分数は保存値の近似表示になります。
• 保存値を指定された分母の正確な分数として表示できず、丸め属性が設定されていない場合、保存値は最も近い分数に変更され、モデルが再生されます。
関数
ProDimensionDimensionReset() は、寸法を、最後に正常に実行された再生の終りの時点での値に設定します。この関数は再生が失敗したときの回復のために使用できます。
関数
ProDimensionBasicSet() は寸法表記を基準表記に設定し、関数
ProDimensionInspectionSet() は検査表記に設定します。これらの関数は被駆動寸法と駆動寸法の両方に適用できます。
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 寸法の公差値のみが表示される場合、寸法の基準表記と検査表記は設定できません。
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関数
ProDimensionElbowSet() は、ソリッド内の指定した寸法のエルボウの長さを設定します。この関数は、ソリッド内で作成され、図面内で表示されている寸法のエルボウの長さを設定するためにも使用できます。図面内で表示されている寸法を操作するには、入力引数
図面で図面の名前を渡します。
関数
ProDimensionSimpleBreakCreate() は、既存の寸法補助線上に単純破断を作成します。入力引数を次に示します。
• dimension - 補助線に破断を作成する寸法のポインタを指定します。
• drawing - 寸法が存在している図面を指定します。NULL 値を指定できます。
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 この引数は、累進寸法、半径寸法、および直径寸法には適用されません。
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• break_start - 破断の開始点を指定します。
• break_end - 破断の終点を指定します。
関数
ProDimensionJogCreate() は、既存の寸法補助線上にジョグを作成します。入力引数を次に示します。
• dimension - ジョグを作成する寸法のポインタを指定します。
• drawing - 寸法が存在している図面を指定します。NULL 値を指定できます。
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 この引数は、累進寸法、半径寸法、および直径寸法には適用されません。
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• jog_points - ジョグを配置する点の配列を指定します。指定した補助線にジョグが追加されていない場合は、少なくとも 2 つの点 (ジョグの開始点と終点) を指定する必要があります。
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 指定した寸法補助線に破断またはジョグを作成できない場合、関数はエラータイプ PRO_TK_ABORT を返します。たとえば、追加するジョグが寸法補助線上の既存のジョグと重複している場合などです。
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関数
ProDimensionArrowtypeSet() は、寸法の指定した矢印の矢印タイプを設定します。入力引数を次に示します。
• dimension - 寸法を指定します。
• drawing - 寸法を表示する図面を指定します。オーナーモデルでの矢印タイプを設定するには、引数の値を NULL として指定します。
• arrow_index - 補助線のインデックスを指定します。補助線が寸法のどちら側にあるかに応じて、1 または 2 の値を指定します。
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 累進寸法と半径寸法では arrow_index の値は無視されます。
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• arrow_type - 列挙データ型 ProLeaderType を使用して矢印のタイプを指定します。有効な値は次のとおりです。
◦ PROLEADERTYPE_ARROWHEAD
◦ PROLEADERTYPE_DOT
◦ PROLEADERTYPE_FILLEDDOT
◦ PROLEADERTYPE_NOARROW
◦ PROLEADERTYPE_CROSS
◦ PROLEADERTYPE_SLASH
◦ PROLEADERTYPE_INTEGRAL
◦ PROLEADERTYPE_BOX
◦ PROLEADERTYPE_FILLEDBOX
◦ PROLEADERTYPE_DOUBLEARROW
◦ PROLEADERTYPE_CROSS_N_ARROW
◦ PROLEADERTYPE_TARGET
◦ PROLEADERTYPE_LEFTHALF
◦ PROLEADERTYPE_RIGHTHALF
◦ PROLEADERTYPE_TRIANGLE
◦ PROLEADERTYPE_AUTOMATIC
関数
ProDimensionWitnesslineErase() によって、指定した補助線が寸法から消去されます。入力引数を次に示します。
• dimension - 補助線を消去する寸法を指定します。この引数は NULL にはできません。
• drawing - 寸法を表示する図面を指定します。ソリッドから補助線を消去するには、この引数を NULL として指定します。
関数
ProDimensionWitnesslineShow() を使用して、特定の寸法の消去された補助線を表示します。
関数
ProDimensionDisplayFormatSet() は、指定した寸法を表示するフォーマットを設定します。
指定した寸法の測定の基準 (開始点) として補助線を設定するには、関数
ProDimensionOriginSideSet() を使用します。入力引数
dim_side で補助線のインデックスを指定します。補助線が基準としてすでに設定されている場合、その基準を除去するには、
dim_side を
-1 として渡します。
関数
ProDimensionEnvelopeGet() は、指定した寸法内の行のエンベロープを返します。指定したソリッド内の寸法の座標を読み込むときに、寸法がソリッドと図面の両方に表示される場合、図面がアクティブであってはなりません。入力引数を次に示します。
• dimension - 寸法
• drawing - 図面。この入力引数の値は、ソリッド寸法が図面に表示されている場合にのみ渡されなければなりません。それ以外の場合は、NULL として渡します。
• line_number - 寸法の行番号。寸法全体のエンベロープを取得するには、この値を PRO_VALUE_UNUSED として渡します。
出力引数 envelope は、モデル座標系内のテキスト行を囲むエンベロープです。図面の場合、寸法を囲むエンベロープはスクリーン座標で表されます。
関数
ProDimensionTangentAttachUpdate() は、円弧の接線間の最小距離、最大距離、または中心距離を取得するように寸法を設定します。入力引数を次に示します。
• dimension - 入力寸法へのハンドル。
• tangent
- 列挙データ型 ProDimArcTangent を使用して指定する 1 番目または 2 番目の接線。有効な値は次のとおりです。
◦ PRO_DIM_TANGENT_FIRST
◦ PRO_DIM_TANGENT_SECOND
• type - 列挙データ型 ProDimArcAttachType を使用して指定する接線のタイプ。有効な値は次のとおりです。
◦ PRO_DIM_TANGENT_MIN - 円弧上の最小距離に寸法線を設定します。
◦ PRO_DIM_TANGENT_MAX - 円弧上の最大距離に寸法線を設定します。
◦ PRO_DIM_TANGENT_CENTER - 円弧の中心に寸法線を設定します。
例 3: 寸法の修正
<creo_toolkit_loadpoint>/protk_appls/pt_userguide/ptu_dims にある UgDimsChange.c ファイル内のサンプルコードは、寸法を修正する方法を示します。特定のフィーチャーの寸法が表示されているので、修正する寸法を選択できます。