ライセンス簡略化 - 技術情報
ライセンスが簡略化され、ライセンスファイルのフォーマットが変更されました。
ライセンス簡略化プロセスによって、ライセンスファイル内の FlexNet Publisher フィーチャー行のフォーマットが次のように変更されました。
SCN は、フィーチャー名の一部ではなくなり、フィーチャー行の SN タグの下に移動されました。
フローティングライセンスの新しい分類である「エクステンションライセンス」が、すべてのロック済みモジュールと機能拡張に対して使用できるようになりました。この新しい分類は、ベンダー文字列では STARTUP というキーワードで識別されます。
エクステンションライセンスは、実行時、つまりベースライセンスの起動時にのみチェックアウトで使用できます。Creo アプリケーション内で、ライセンスエクステンションを追加したり、解除したりできません。
次のライセンスファイルは、ライセンス簡略化スキームにおける実行ライセンスとフローティングライセンスバンドルの例です。
INCREMENT PROE_Engineer ptc_d 33.0 01-nov-2011 1 \
BC24AFC5B76BB74C9366 VENDOR_STRING="VSVER=2.0 \
LO=(0,3,6,7,10,17,32,34,40,45,48,51,55,61,62, \
66,69,71,73,77,97,106,108,115,126,127,128,133,135,137, \
158,163,188,191,210)" \
SUPERSEDE vendor_info="VIVER=1.0 EXTERNAL_NAME=" \
ISSUER=PTC ISSUED=01-sep-2006 NOTICE="PTC_customer" \
SN=SCN12344,SCN765431 SIGN2="169C A28A \
E97F E96E 0A3E 563B FDEB 4510 829E 4BF4 25D3 2394 \
0444 2FD4 6C23 0168 A8A5 AEBE 54B0 1FF6 B79B DC75 \
2014 A278 33CC 1B90 8647 6A12 F4D6 45BF"
INCREMENT 10108 ptc_d 33.0 01-nov-2011 1 \
1C75006B8512AA3C4EBE VENDOR_STRING="VSVER=2.0 LO=()" \
SUPERSEDE vendor_info="VIVER=1.0 EXTERNAL_NAME=" \
ISSUER=PTC ISSUED=01-sep-2006 NOTICE="PTC_customer" \
SN=SCN12344,SCN765431 SIGN2="1A34 408F 40D4 749F 5980 \
2DFE 15B0 0FAF 0ED7 A5F5 DCEA E318 6529 2E27 A055 \
1A21 F766 D9E1 F7AB BD1F 993E B3B2 2975 E46C 06AC \
6304 25AD E576 9E37 8794"
INCREMENT PROBUNDLE_10108 ptc_d 33.0 01-nov-2011 99999 \
4CF5E08B0EF55FF34082 VENDOR_STRING="VSVER=2.0 \
LO=(6,32,56,91,92,94,104,131)" SUPERSEDE \
ISSUED=01-sep-2006 SIGN2="14A8 7CE3 57D9 1246 D07F \
3610 E235 2120 4322 A874 681C 282B 5449 3150 BC5A \
0867 853D FE8E F8E9 9E29 6CD1 987C 4A8D 0024 BDAA \
AEBC 065B 9530 3AAB 441D"
PTC Creo インストールアシスタントを使用すると、追加のエクステンションライセンスまたはフローティングオプションを持つスタートアップコマンドを定義できます。エクステンションライセンスまたはフローティングオプションをスタートアップコマンドに追加すると、SCHEMATICS_FEATURE_NAME 変数に値が割り当てられます。この変数は、アプリケーションのスタートアップコマンドで定義されます。
セッション中にライセンスが失われた場合、実行ライセンスの回復を試みると、Creo アプリケーションでは、実行ライセンスおよび起動コマンドで指定されたすべてのオプションの再取得が自動的に試行されます。
Ptcstatus ユーティリティの出力に、ライセンスファイル内の SCN の場所が示されます。Ptcstatus ユーティリティは、次の 2 つのモードで使用できます。
通常モード - Ptcstatus ユーティリティをコマンド行で引数を使用せずに実行します。
ptcstatus
拡張情報モード - Ptcstatus ユーティリティをコマンド行で -v 引数を使用して実行します。
ptcstatus -v
次の出力は、Ptcstatus ユーティリティの 2 つのモードの相違点を示したものです。