タイムアウトパラメータについて
タイムアウトパラメータは、ライセンスクライアントとライセンスサーバー間の通信を可能にし、リクエストによってライセンスを利用できるようにします。
次のセクション ( 不活動タイムアウトパラメータの変更) で説明するように、指定された範囲で TIMEOUTALL パラメータを再設定できます。
タイムアウトパラメータ
説明
不活動タイムアウト (TIMEOUTALL)
120 分 (デフォルト)
このパラメータはライセンスがアイドル状態に留まるのを防ぎます。ライセンスクライアントが一定時間不活動の場合、ライセンスを回収し、ほかのライセンスクライアントが使用できるようにします。Creo アプリケーションでは、不活動タイムアウトのデフォルトは 120 分です。
活動は、メニューの選択活動に基づいて測定されます。
パラメータをデフォルトの 120 分から、20 分 (最小値) と無制限 (最大値) の範囲内で変更できます。
ライセンスの更新
1 分
ライセンスの更新は 1 分間隔で行われます。ライセンスが更新された後でコマンドを選択した場合、ライセンスクライアントがライセンスサーバーと通信します。ライセンスクライアントとライセンスサーバーの両方が動作している必要があります。ライセンスサーバーが見つからない場合、ライセンスクライアントは実行するためのライセンスを失います。ライセンスクライアントが見つからない場合、ライセンスサーバーは別のライセンスクライアントに使用するためにライセンスを回収します。
検証の再試行
なし
ライセンスクライアントが、最初にそのライセンスを確認できないと、アプリケーションのグラフィカルユーザーインタフェースはフリーズします。次の 3 つのオプションがあります。
「再試行」(Retry) をクリックし、ライセンスサーバーにライセンスを要求
「ファイルに保存」(Save File(s)) をクリック
「終了」(Exit) をクリックし、ファイルを保存せずにアプリケーションを終了
起動
10 秒
セッション開始後、ライセンスクライアントはライセンスをリクエストし、リクエストが承認されるのを 10 秒待ちます。