総合カタログの作成と追加について
管理者は、総合カタログディレクトリを作成し、次に内部カタログを含むベース設計を作成します。各カタログアイテムを作成する際、アイテムをテンポラリ送信ディレクトリに送信します。管理者は、「データテーブルエクスプローラ」(Datatable Explorer) を使用して設計に使用するデータテーブルとメンバーマップをインポートし、次に送信して総合カタログに統合します。アイテムを変更して再度送信すると、そのタイムスタンプが更新されます。そのアイテムを使用するさまざまなカタログも更新する必要があります。
アイテムが総合カタログに組み込まれたあとは、自動的にロックされ、カタログ編集者のみが編集できます。編集者は、管理者が設計に対して設定するパスワードを使用してアイテムのロックを解除して、編集します。
特定のカタログアイテムを送信する場合は、「カタログを確認する」(Verify Catalog) ダイアログボックスを使用してアイテムを検索し、その結果を総合カタログに送信できます。
カタログのユーザーロールには、3 つのタイプがあります。
管理者 - 総合カタログのフォルダ構造を維持し、必要に応じてアイテムを挿入します。管理者は、編集者またはユーザーである必要はありません。
カタログ編集者 - 総合カタログのアイテムを参照するカタログアイテムを編集します。ユーザーは、パスワード保護された設計のロックが解除されると、編集者になります。
ユーザー - 内部カタログアイテムと総合カタログからのインスタンスアイテムを作成します。ユーザーは、内部カタログのアイテムをテンポラリ送信ディレクトリに送信できます。
アイテムをテンポラリ送信ディレクトリに送信すると、「カタログに送信する」(Submit to Catalog) ダイアログボックスが開き、カタログ構造におけるアイテムの位置が表示されます。アイテムをテンポラリ送信ディレクトリに送信したあとも、フォルダ構造が維持されます。
すべてのアイテムは、ファイルとして個別に総合カタログに送信されます。1 つのファイルを送信するか、複数の関連ファイルを送信することができます。送信するアイテムが、加工品に関連付けられたデータテーブルやメンバーマップなどのほかのアイテムに依存している場合、そのカタログアイテムに対して複数のファイルが送信されます。拡張子が .dep の依存テキストファイルが自動的に作成され、送信されます。これには、すべての依存ファイルへのパスが定義されます。カタログアイテムを使用可能にするには、データテーブルやメンバーマップなどのすべてのファイルが総合カタログで使用可能になっている必要があります。
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総合カタログフォルダにアイテムを直接送信することはできません。