サイレントインストールのワークフロー
システム管理者は、次のワークフローに従って、Creo Schematics をネットワーク上の場所またはクライアントコンピュータ上にサイレントインストールできます。
1. 今後のインストールに使用するコンフィギュレーションで標準の製品インストールを実行します。
a. コマンドシェルを開き、インストールメディアのルートディレクトリから setup.exe を実行します。PTC Creo インストールアシスタントが起動します。
b. 「ようこそ」(Welcome) スクリーンで、「新規ソフトウェアをインストール」(Install new software) をクリックします。
c. 「ライセンス ID」(License Identification) スクリーンで、次のいずれかの操作を実行します。
ノードロックライセンスファイルまたはフローティングライセンスファイルを「ライセンスソース」(License Sources) エリア内にドラッグします。
実行中のライセンスサーバーの port@host アドレスを入力します。
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ライセンスファイルのダウンロードや PTC ライセンスサーバーのインストールは別のインストールセッションで行う必要があります。
サイレントインストールのプロセス中はライセンスソースは検証されません。したがって、Creo Schematics が起動するためには、コマンド (.psf ファイル) 内で設定されているライセンスソースリストが正確である必要があります。
ライセンスソースの仕様は XML ファイルで指定されています。これはサイレントインストールのプロセス中にコマンドライン引数を使用してオーバーライドできます。詳細については、 サイレントインストールのコマンド構文を参照してください。
d. インストールする Creo Schematics を選択し、インストールをカスタマイズし、その他のサイト固有のコンフィギュレーションを指定します。
e. 「インストール」(Install) をクリックして、インストールを開始します。
f. 「終了」(Finish) をクリックしてアシスタントを閉じます。
別個の XML ファイルが拡張子 Schematics.p.xml を付けて Creo <version number>\Schematics\bin\pim\xml に保存されます。
さらに、Creo Schematics では Diagnostic Tools 用の XML ファイルが必要です。これは <installation media>:\pim\xml\qualityagent.xml にあります。ファイル qualityagent.xml を編集して、属性 install の値を y に設定します。
2. 次のファイルをディスク上の一時的な場所 (D:\temp\ptc など) にコピーし、必要に応じて編集します。
schematics.p.xml
qualityagent.xml
XML ファイルの各種ノードを編集する方法については、 XML ファイルの編集を参照してください。
3. 次のセクションで説明するコマンド構文を使用して、Creo Schematics のサイレントインストールを実行します。