パブリッシングの問題の影響を最小限にとどめるための Worker の終了および再起動の制御
Worker の終了と再起動は > タブの「Error Handling」によって制御されます。すべてのアダプタエラーには一意なエラーコードが付いており、proe2pv Error:56127: Failure to retrieve… などの Worker ログで確認できます。特定のアダプタエラーコードに対する Worker の応答を制御する、次の 3 つの設定があります。
• 「Fail Current Job On Following Errors」
(adapter/failErrorList=<error_list>)
これはスペースで区切られた、アダプタエラーコードのリストです。エラーが発生したパブリッシングジョブには、「FAILED」というパブリッシングステータスが付けられます。「FAILED」ステータスは、簡略表示の作成失敗など、エラーにより通常はパブリッシングジョブの完了が妨げられることがない場合にも発生します。
• 「Batch Exits After Job on the Following Errors」
(adapter/batchAbortErrorList=<error_list>)
これはスペースで区切られた、アダプタエラーコードのリストです。この設定は、proebatch コマンドラインパブリッシャを使用するなどのバッチモード変換のコンテキストでのみ有効です。アダプタを設定して、スペース区切りのリストで指定されたエラーコードの生成後に終了させます。たとえば、ファイルシステムの複数のオブジェクトを処理するバッチコマンドを使用し、リスト内のコードのエラーが発生した場合、残りのオブジェクトを処理することなく一括処理が終了します。エラーが通常は致命的なものであっても、処理は終了します。
• 「Worker Exits After Job on the Following Errors」
(adapter/abortErrorList=<error_list>)
これはスペースで区切られた、アダプタエラーコードのリストです。このリストに示されているエラーが発生した場合、Worker は終了し、The adapter has been configured to restart after the current job when this error occurs というメッセージが Worker ログに表示されます。アダプタは Worker の Helper 再起動を示すメッセージを送信してから、正常に再起動した後で同じジョブを再び処理します。