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vrmlbatch を使用したコマンドラインパブリッシング
VRML CAD データはシェルコマンドラインから、vrmlbatch スクリプトを使用して Creo View フォーマットに変換できます。この章では、最もよく使用するコマンドラインオプションを含め、vrmlbatch コマンドの使用方法の概要を説明します。コマンドラインオプションの完全なリストについては、「高度なアダプタ設定」の章を参照してください。
vrmlbatch の概要
vrmlbatch は、コマンドラインから VRML CAD データをパブリッシングする場合に使用します。プロンプトで単純なコマンドを入力すると、CAD データが変換され、Creo View クライアントを使用してすぐに表示可能になります。
vrmlbatch の使用
Creo View Adapter for VRML を操作するには、単一のコマンドを利用して CAD データをパブリッシングする必要があります。
コマンドラインの形式は以下のとおりです。
vrmlbatch [options] <cad_data>
コマンドライン変換には以下の 2 つの段階があります。
1. コマンドプロンプトを開き、変換する CAD データを格納するディレクトリに移動します。
この例では、ディレクトリは C:\\vrml_data\\ であるとします。
2. vrmlbatch コマンドを入力します。例:
C:\ptc\vrml_setup\vrmlbatch -p output vrml_test.wrl
この例では、コマンドラインは以下のように左から右へ順番に分割することができます。
a. アダプタの設定を格納するセットアップディレクトリ、その次にデータ変換のコマンドが続きます。
C:\ptc\vrml_setup\vrmlbatch
b. オプション -p <output path> が output として示されています。これはアダプタが変換されたデータを配置するディレクトリの名前です。
c. 変換する VRML データは、vrml_test.wrl として指定されています。
3. Enter を押すと vrmlbatch が起動します。コマンドプロンプトに戻ると、変換は完了します。
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vrmlbatch は一度に複数の CAD データのインスタンスをパブリッシングできます。一連の CAD データをパブリッシングするには、コマンドラインにすべての名前をスペースで区切って入力します。ワイルドカード (アスタリスク *) も使用できますが、返されたデータが正しいことをユーザーが確信できる場合に限ります。
4. 変換されたデータの出力は、Creo View で開くことができます。
これで、コマンドラインパブリッシングを使用して VRML CAD データを Creo View フォーマットに変換する手順が完了しました。
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