追加のビューデータ圧縮レシピの定義
Windchill ビューデータ圧縮ユーティリティで使用される pvsoptimize レシピファイルは Windchill サーバー上のサブフォルダ <Windchill>\wvs\recipe にあります。既成で、このフォルダには以下のレシピファイルが格納されています。
• pvsoptimize.pvr - pvsoptimize 実行のデフォルトを定義するマスターレシピファイル (PTC からの指示がないかぎり、編集しないでください)。
• pvsoptimize_for_illustration.rcp - カスタマイズされた代替ビューデータ圧縮レシピが指定されていない場合に使用されるデフォルトのレシピファイル。
◦ 「Tessellation」、「Wireframe」、「Curves」、「Cosmetic Geometry」の変換のみが有効です。
◦ 圧縮データの単一 BLOB (バイナリラージオブジェクト) へのすべての形状とフェースの圧縮も有効にします。
◦ 著作者状態の変換はサポートされません。
• pvsoptimize_for_illustration_with_view_state.rcp
◦ 解析特性と質量特性以外のすべてのエンティティタイプの変換を有効にします。
◦ 著作者状態と非表示エンティティの変換がサポートされます。
• pvsoptimize_as_pvschange.rcp - このレシピは以前の pvschange ユーティリティとほぼ同じです。
これらの既成の pvsoptimize レシピファイルに簡単なカスタマイズを加えたバリエーションは、(Recipe Editor ではなく) テキストエディタを使用して、各レシピファイル内の基本的な編集手順に従って作成できます。使用する変換レシピの変更を計画しているユーザーは、それぞれのデフォルトレシピオプションの相違に注意する必要があります。
各種レシピ設定は複雑で相互に関連しているので、サンプルのレシピファイルの注記に記載されているもの以外のレシピ変更を実行することを PTC は推奨していません。レシピ設定にこれ以外の変更を加える場合は PTC テクニカルサポートまでご相談いただき、本番環境に展開して使用する前に変更後のレシピの詳細なテストを実行してください。