Creo View MCAD Adapters Guide > PVS 最適化ユーティリティの設定 > pvsoptimizebatch を使用したコマンドラインパブリッシング
pvsoptimizebatch を使用したコマンドラインパブリッシング
pvsoptimize ファイルはシェルコマンドラインから、pvsoptimizebatch スクリプトを使用して Creo View フォーマットに変換できます。この章では、最もよく使用するコマンドラインオプションを含め、pvsoptimizebatch コマンドの使用方法の概要を説明します。コマンドラインオプションの完全なリストについては、PVS 最適化ユーティリティの詳細設定を参照してください。
pvsoptimizebatch の概要
pvsoptimize のレシピ設定に基づいて PVS ファイルを変更するには、コマンドラインから pvsoptimizebatch を使用します。
pvsoptimizebatch の使用
pvsoptimize を操作するには、単一のコマンドを利用して、pvsoptimize レシピファイルに従って入力 PVS ファイルを変更する必要があります。
コマンドラインの形式は以下のとおりです。
pvsoptimizebatch [options] <PVS_file>
コマンドライン変換には以下の 2 つの段階があります。
1. コマンドプロンプトを開き、変換するファイルを格納するディレクトリに移動します。
この例では、ディレクトリは C:\pvsoptimize_data\ であるとします。
2. pvsoptimizebatch コマンドを入力します。例:
<path>\pvsoptimizebatch -r <recipe_file> -p <output_path> -o <output_name> pvsoptimize_test.pvs
この例では、コマンドラインは以下のように左から右へ順番に分割することができます。
PVS 最適化ユーティリティのセットアップ構成フォルダ内の pvsoptimizebatch スクリプトへのパス、その次にデータ変換のコマンド (例: C:\ptc\pvsoptimize_setup\pvsoptimizebatch) が続きます。
オプション -r <recipe_file> で、設定済みのセットアップフォルダ内のデフォルトの pvsoptimize.rcp ファイルの代わりに使用するレシピファイルを定義します。
オプション -p <output path> で、出力フォルダのパスを定義します。これはアダプタが変換されたデータを配置するディレクトリの名前です。
オプション -o <output_name> で、出力ファイルに使用するベース名を定義します。
パスおよびファイル名 pvsoptimize_test.pvs は、pvsoptimize が処理する Creo View の構造を表します。
3. Enter キーを押すと pvsoptimizebatch が起動します。コマンドプロンプトに戻ると、変換は完了します。
* 
pvsoptimizebatch は一度に複数のファイルをパブリッシングできます。一連のファイルをパブリッシングするには、コマンドラインにすべての名前をスペースで区切って入力します。ワイルドカード (アスタリスク *) も使用できますが、返されたデータが正しいことを確信できる場合に限ります。
4. Creo View でパブリッシング後のバイナリ PVS ファイルを表示可能になりました。
これで、コマンドラインを使用して pvsoptimize ファイルを変換する手順が完了しました。
これは役に立ちましたか?