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コマンドラインからの Creo View 干渉エンジンの使用
Creo View の干渉エンジンコマンドを使用して、バッチ干渉 (XML) ファイルで定義されている干渉検出照会を実行します。干渉エンジンがコマンドライン Creo View クライアント (pview_batch.exe) を呼び出して照会を実行します。
このセクションでは、干渉エンジンのコマンドライン引数、バッチ干渉ファイルの XML 要素、実行する照会の定義に使用する構文について説明します。
バッチ干渉コマンドを実行する前に、テキストまたは XML エディタでバッチ干渉ファイルが作成されます。次に説明するバッチ干渉のコマンドライン構文のいずれかを使用します。
pvsclash アダプタ設定の一部として作成された pvsclashbatch コマンド、または pview_batch.exe コマンドを直接使用します。
いずれのコマンドでも、必要な PV BATCH INTERFERENCE ライセンスフィーチャーを提供するライセンスサーバーへのアクセス権が必要です。これは、pvsclash アダプタの設定時に pvsclashbatch スクリプトに設定されます。pview_batch の場合、これはコマンドを実行する前に PTC_D_LICENSE_FILE 環境変数を設定することで定義されます。
PVSCLASHBATCH コマンドのコマンドライン構文:
pvsclashbatch.bat -j <path>\<xmlinputfile>
干渉検出を実行するための PVIEW_BATCH コマンドラインオプション
オプション
説明
xml
(必須) 入力干渉照会ファイルへのパスを設定します。
pview_batch.exe -xml=<xml path>
次に例を示します。
pview_batch.exe -xml=D:\temp\batch_clash.xml
hidden_geom
(オプション) 干渉計算に非表示のジオメトリのレイヤーを含めるかどうかを決定します。値が指定されていない場合、デフォルトの状態に従って、非表示のジオメトリのレイヤーが干渉計算に含まれます。
pview_batch.exe -xml=<xml path> -hidden_geom=<all | default>
次に例を示します。
pview_batch.exe -xml=clash.xml -hidden_geom=all
hidden_parts
(オプション) 干渉計算にデフォルトで非表示の部品を含めるかどうかを決定します。値が指定されていない場合、非表示の部品は含まれません。
pview_batch.exe -xml=<xml path> -hidden_parts=<all | default>
次に例を示します。
pview_batch.exe -xml=clash.xml -hidden_parts=all
ignore_surfaces
(オプション) 干渉計算に非ソリッドジオメトリを含めるかどうかを決定します。値が指定されていない場合、非ソリッドジオメトリは計算に含まれます。
pview_batch.exe -xml=<xml path> -ignore_
surfaces=<true | false>
次に例を示します。
pview_batch.exe -xml=clash.xml -ignore_
surfaces=false
デフォルト値は false です。
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