dwf2pv_config の使用
Creo View Adapter for DWF を設定するには、dwf2pv_config ツールを使用します。X ディスプレイを設定してから、次の手順に従ってアダプタを設定します。
1. Creo View Adapter for DWF をインストールした <installation_directory>/bin ディレクトリに移動します。プロンプトで以下を入力します。
/dwf2pv_config.「DWF Adapter Configuration」ダイアログボックスが開きます。
2. Creo View Adapter for DWF の既存のコンフィギュレーションを最新バージョンに更新するには、 > の順に選択し、以前のコンフィギュレーションで dwf2pv_config を選択します。dwf2pv_config によってその他すべての必須フィールドに自動的に値が挿入されます。最新バージョンに更新するには、「Setup」をクリックします。
|
既存のバージョンを維持しながら新しいコンフィギュレーションを作成するには、次に説明するように、「Parameters」グループボックスの「Setup Directory」でセットアップディレクトリの場所を変更します。これにより、以前の作業コンフィギュレーションを除去する前に、新しいコンフィギュレーションをテストできます。
|
3. 「Parameters」グループボックスでグループ設定を行います。
a. 「Client/Server Version」リストで、Creo View クライアント、Visualization サーバー、またはその両方のバージョン番号を指定します。間違ったバージョンを設定すると、Creo View クライアントまたは Visualization サーバーで問題が発生する場合があります。
b. 「Setup Directory」を指定するには、次の手順に従います。
a. 「Setup Directory」フィールドで
![](../../../../creo_view/images/open_file_folder_15.gif)
をクリックします。
「Select a Setup Directory」ダイアログボックスが開きます。
b. <setup_directory> のロケーションをブラウズするか、「Directory」フィールドにパスを入力し、「OK」をクリックします。前に示した「Creo View Modeling Adapter Configuration」ダイアログボックスが再び表示され、引き続き設定に関する選択を行うことができます。
| 異なるセットアップディレクトリを使用すると、複数のアダプタ設定により Visualization の異なる要件に対応することができます。dwf2pv_config は、選択した <setup_directory> からアダプタが実行されるように設定します。 |
4. 「Components」グループ設定
「DWF Adapter Configuration」ダイアログボックスの「Components」グループ設定で、設定する必要があるパブリッシングコンポーネント、および Visualization サーバーのホストとポートを検索する方法を指定します。「Components」グループボックスには以下のフィールドが含まれます。
a. 「Create dwfbatch」
DWF をコマンドラインからバッチモードで実行し、ファイルを Creo View ビューデータに一括で変換する場合は、この設定を有効にします。
b. 「Create dwfworker」
Windchill Visualization Service が使用する起動スクリプトを作成して Adapter を Worker モードで起動し、Creo View ビューデータを Windchill パブリッシングプロセスの一部としてパブリッシングします。このためには、アダプタは Windchill サーバーについて次の詳細情報を必要とします。
a. 「Server Host」
Windchill サーバーのホスト名を入力します。
b. 「Server Port」
Windchill サーバー上の Worker Agent との通信に使用するポートを入力します。デフォルトのポート番号は 5600 です。
c. 「Worker Alias」
必要に応じて、Worker のエイリアス名を入力します。
▪ Worker のエイリアス名は、Worker を設定するために必須ではありません。
▪ Worker エイリアス名にはスペースを含めないでください。
d. 「Test Server」
エイリアス Worker の場合にサーバーのホスト、ポート、エイリアス名を指定した後は、「Test Server」をクリックして次の操作を実行します。
▪ マシン名、ポート番号、Worker の可用性、エイリアス名を検証します。
▪ テストサーバーがその場所にある Worker Agent に接続できることを確認します。
「Server Configuration Test」ウィンドウに、次の結果が表示されます。
▪ 「Worker Type」
▪ 「Server」
▪ 「Port」
▪ 「Alias」
▪ 「Test Connection to Server」 - 「Server Configuration Test」ダイアログボックスが開きます。テスト結果が「Succeeded」または「Failed」で、結果のメッセージが「Set keepalive ok」で始まっている場合は、「OK」をクリックしてセットアップを続行します。
5. コンフィギュレーションを生成するには、「Setup」をクリックします。「Setup Complete」ダイアログボックスが開きます。
6. 「OK」をクリックして続行します。
| レシピファイルへの変更は、上級ユーザーのみが実行してください。 |
8. 「Exit」をクリックします。「Exit dwf2pv_config」ダイアログボックスが開きます。
9. 「Yes」をクリックして終了します。