プログラムとしての Worker Daemon の実行

以下の手順では、Worker Daemon をプログラムとして実行する方法について説明します。

Worker Daemon を起動する方法はいくつかあります。Worker Daemon は、前述のようにバックグラウンドでサービスとして実行できるだけでなく、プログラムとして実行することもできます。Worker Daemon をプログラムとして実行するには、以下のいずれかのオプションを選択します。

• WorkerDaemon.exe ファイルをダブルクリックして、Worker Daemon を起動します。以下の注記で説明するように、Worker マシンの Worker Daemon 実行ファイルは常に動作している必要があります。

ユーザーが Worker マシンをログオフすると、Worker Daemon プロセスは終了します。ログアウトする代わりにワークステーションをロックして、Worker Daemon を実行中のままにすることができます。この場合、マシンはセキュリティ保護された状態に維持されます。ワークステーションをロックするには、Ctrl + Alt + Del キーを押して、「コンピュータのロック」(Lock Computer) をクリックします。

• コマンドラインパラメータを使用して Worker Daemon を起動します。デフォルトでは、Worker Daemon はポート 601 で通信します。Worker Daemon の起動時にコマンドラインパラメータとしてポート番号を指定すると、Worker Daemon が別のポートを使用するように設定できます。

• 「自動開始」(Auto Start) を使用して Worker Daemon を起動します。Worker Daemon へのショートカットを作成して以下のディレクトリに格納しておくと、コンピュータの起動時に Worker Daemon が自動的に起動します。

%ALLUSERSPROFILE% は、Windows が通常デフォルトで環境変数としているもので、"すべてのユーザー" プロファイルのディレクトリを指しています。