PDF 図面ビューデータへの線種の出力の設定

Worker によって PDF にパブリッシングされる Creo Elements/Direct Drafting 図面の線の太さを制御するには、現在のところ、ペン幅と線種の変換値を手動で設定する必要があります。これらの値は PLOT_TRANSFORMATION コマンドによって制御します。PLOT_TRANSFORMATION の構文は以下のとおりです。

パラメータ	機能	説明
<1>	linetype	図面内のすべての線種に変換を適用するには、ALL を使用します。図面内の定義した線種に変換を適用するには、SOLID、DASHED、LONG_DASHED、DOT_CENTER、DASH_CENTER、PHANTOM、CENTER_DASH_DASH、または DOTTED を使用します。
<2>	色	図面内のすべての色に変換を適用するには、ALL を使用します。
<3>	ペンサイズ	図面内のすべてのペンサイズに変換を適用するには、ALL を使用します。
<4>	ターゲットの線種	新しい線種を以前の線種と同じものにする場合、SAME を使用します。定義した線種への変換を実行するには、SOLID、DASHED、LONG_DASHED、DOT_CENTER、DASH_CENTER、PHANTOM、CENTER_DASH_DASH、または DOTTED を使用します。
<5>	ターゲットのペン幅	デフォルトは 0 です。
<6>	ペン番号	ペン番号を定義します。これは現在の PLOT_TRANSFORMATION の定義によって異なります。白黒出力の場合、この値は 1 になります。

プロット変換に必要なコマンドを指定した後で、Worker マシン上の Creo View アダプタのインストールでファイル <Creo_View_Adapters>\system\cocreate\me10Cadworker.wsf にこれらの変更を書き込んで、図面のパブリッシング中にその効果が見えるようにします。それには、以下の手順を実行します。

function PDFPlotStore( workdir,outfile)
{
return function(startupFileHandle)
{
startupFileHandle.WriteLine("PLOTTER_TYPE 'PDF_GENERIC' END");
startupFileHandle.WriteLine("PLOT_DESTINATION "+encodeME10String(outfile)+" END");
startupFileHandle.WriteLine("USE_SHEET_SETTINGS ON");
startupFileHandle.WriteLine("PLOT_SCALE AUTO END");
startupFileHandle.WriteLine("PLOT_SHEETS_INDIVIDUAL_FIT OFF END");
startupFileHandle.WriteLine("PLOT_CENTER ON END");
startupFileHandle.WriteLine("PLOT_TRANSFORMATION DOTTED ALL ALL SAME PENWIDTH 1 1");
startupFileHandle.WriteLine("PLOT SHEETS ALL BW_IMG BEST_IMG NORM_VIDEO END");
}
}

• 上記の関数では、Creo Elements/Direct Drafting で使用可能なすべての線種をパラメータ <4> にターゲットの線種として入力できます。

• 上に示すように、パラメータ <5> の値を変更することでペン幅を変化させることができます。

• 上記の関数をお使いの .WSF ファイルにコピーして貼り付けることができます。

• 詳細については、以下の関連項目を参照してください。

◦ PTC ヘルプセンター内の Creo Elements/Direct Drafting ヘルプの「Fluent ユーザーインターフェイス」 > 「Creo Elements/Direct Drafting User's Guide」の「プリントおよびプロット」の章。

◦ インストールされている Creo Elements/Direct Drafting アプリケーションの <CEDD>\locale\en\me_help\me_toc.htm および CEDD ヘルプ '?' アイコンからアクセス可能な Programming Reference Guide。