Creo View でのボディ
ボディがある部品の操作について
Creo View ではジオメトリ複数ボディデータの読み込みがサポートされ、ボディが構造ツリーに表示されます。
ジオメトリボディは各複数ボディ部品の下にノードとして表示されます。
詳細については、
構造ツリーについてを参照してください。
構造ツリー内のボディのリストを制御するには
Creo View では、部品ボディがデフォルトで構造ツリーに表示されますが、構造ツリーでボディを非表示にするオプションを設定できます。構造ツリーに部品ボディが表示されないようにするには、次のステップを実行します。
1. > の順にクリックします。「Creo View オプション」(Creo View Options) ダイアログボックスが開きます。
2. 「表示」(Showing) で、「グローバル」(Global) をクリックします。グローバルオプションのリストが左側に表示されます。
3. 左側の「一般」(General) で「ナビゲーション」(Navigation) をクリックします。「一般」(General) - 「ナビゲーション」(Navigation) オプションが表示されます。
4. 「部品ボディを表示」(Display part bodies) チェックボックスをオフにします。
5. 「適用」(Apply) をクリックして「オプション」(Options) ダイアログボックスを開いたままにするか、「OK」をクリックしてオプションを適用し、ダイアログボックスを閉じます。
ボディの操作中に選択フィルタを使用するには
1. ステータスバーで、「ボディ」(Bodies) 選択フィルタを選択します。
2. グラフィック領域で、ポインタを移動してボディに合わせます。部品全体がハイライトされます。
3. ボディを選択します。部品全体がハイライトされます。
4. ボディを再び選択します。ボディだけがハイライトされ、その兄弟はハイライトされなくなりました。
スマート選択フィルタがボディに適用されています。詳細については、
スマート選択を使用してジオメトリを選択するにはを参照してください。
ボディをサーチに含めるには
MCAD 属性でサーチしているときにボディを含めるには、次のステップに従います。
1. > > の順にクリックします。「製品構造内をサーチ」(Search Product Structure) ダイアログボックスが開きます。
2. 「次のタイプの照会を実行」(Do query of type) で「属性」(Attribute) を選択します。ダイアログボックスが更新されます。
3. 「ボディを含む」(Include Bodies) チェックボックスをオンにします。
MCAD 属性を使用したサーチの詳細および詳しいステップについては、
MCAD 属性を使用してサーチするにはを参照してください。
影響を受ける領域
次の表に、Creo View の領域と、複数ボディ部品を表示している場合の各領域への影響についての説明を示します。
領域 | 説明 |
グループ | ボディをグループに追加します。 |
アセンブリツール | ボディを選択してそれぞれの親部品をアセンブリすることはできません。 |
高度な分解 | 部品内で分解できません。 |
ボディ属性 | ボディノードを選択すると、下部データパネルにボディ属性がリストされます。 |
サーチ | ボディの名前と属性でサーチし、属性のサーチ照会にボディを含めます。詳細については、 選択およびサーチについてを参照してください。 |
マークアップ | 引出線などの関連付けマークアップは、部品全体ではなく、ボディに関連付けることができます。 測定値、サマリー、質量特性を調べるボディを選択すると、そのボディの詳細が計算されます。 |
構造を編集 | ボディまたはボディが含まれている部品ノードに対して次の操作を実行することはできません。 • ドラッグ • 置換 • ブランチを挿入/ブランチリンクを挿入 • 子部品を作成 • ビューデータを追加 • ブランチリンクをマージ • 切り取り、コピー、および貼り付け |
干渉検出 | 複数ボディ部品または複数ボディ部品が含まれているアセンブリでは干渉検出はサポートされません。解析を実行するとエラーメッセージが表示されます。 |
Design Check | Design Check タグと注記をボディに追加します。 |
断面表示 | 部品と同様に、2 次元断面にボディを含めたり 2 次元断面からボディを除外したりします。 |
ジオメトリの比較 | ボディではジオメトリの比較はサポートされていません。ジオメトリの比較を実行するとエラーメッセージが表示されます。 |
部品表 | 部品表の計算のレポートではボディは考慮されません。部品レベルまでのみレポートされます。 |