Creo View > 干渉検出 > 干渉検出結果の操作 > 干渉検出結果について
干渉検出結果について
結果は、干渉が検出されたエンティティペアのリストとして生成されます。結果リストは下部データパネルの 「干渉検出」(Interference Detection) 枠に表示され、選択した行の 2 つの干渉部品のイメージがグラフィック領域の「干渉ビュー」(Interference View) に表示されます。
干渉レポートを XML *.pvc アノテーションセットファイルとして保存します。ファイルには干渉設定と計算結果の両方が含まれます。保存されたそれぞれのアノテーションセットに含まれる照会計算結果は 1 つだけです。レポートを保存した後、干渉の確認、注記およびタグの追加、レポートのエクスポートが可能です。
「結果」(Results) リスト内の検出された個々の干渉に注記や定義済みのタグを付けて、干渉検出結果をモニタリングすることができます。「サマリーレポート」(Summary Report) および「フルレポート」(Full Report) を作成してエクスポートできます。「フルレポート」(Full Report) には結果リストの内容が含まれています。
結果リストとフルレポートで次の結果をフィルタできます。
干渉タイプ
「ステータス」(Status)
タグ
「共通の親レベル」(Common Parent Level)
干渉検出の結果には次の情報が含まれています。
属性
説明
「タイプ」(Type)
検出された干渉のタイプ。
「クリアランス」(Clearance)
「コンタクト」(Contact)
「干渉」(Interference)
「精度」(Precision)
干渉計算のモード。
「正確」(Accurate) 精度モードでは、「精度」(Precision) 列にシンボルが表示されません。
「近似」(Approximate) 精度。
「ステータス」(Status)
「新規」(New) - この干渉は、これまでに検出されていません。
「既存」(Exists) - この干渉は、これまでに検出されています。
「解決済み」(Resolved)
「ID」
干渉の番号を示します。
部品 ID の詳細
干渉部品の部品名とトップレベルアセンブリ名。
「ボリューム」(Volume)
検出された溶け込みのボリューム (単位: 立方メートルなど)。
干渉ボリュームが計算されていない場合、「利用不可」(Unavailable) と表示されます。これは、「近似」(Approximate) モードに設定されていて干渉が計算されない場合に発生し、「正確」(Accurate) モードで発生する場合もあります。
「最小距離」(Min. Distance)
2 つの部品間に必要なクリアランスの最小距離。
「重要度」(Severity)
次のように、最も高い重要度 (1) から最も低い重要度まで、干渉の相対的な重要度を示す 1 から N の整数。
重要度 1 は、ボリュームが最大の干渉を示します。
干渉ボリュームが小さくなるに従って整数の値は大きくなり、ボリュームが最小の干渉では値が K になります。
ボリュームが計算されていない干渉は、値が K+1 になります。
「ボリューム」(Volume) 列には「利用不可」(Unavailable) と表示されます。
接触の場合はすべて、値が K+2 になります。
「ボリューム」(Volume) 列は空です。
最小距離が最小のクリアランスは値が K+3、次が K+4 となり、最小距離が最大のクリアランスになるまで増えます。
* 
干渉はいくつでも、同じ「重要度」(Severity) の値を持つことができます。干渉ボリュームが同じであるか計算されていない場合にこれが発生します。
干渉ボリュームが計算されていない場合、「ボリューム」(Volume) 列に「利用不可」(Unavailable) と表示されます。これは、「近似」(Approximate) モードに設定されていて体積が計算されない場合に発生し、「正確」(Accurate) モードで発生する場合もあります。
Creo View 4.1 より前のリリースで計算された干渉は以前の重要度の値を維持しますが、「該当せず」(N/A) の代わりに「利用不可」(Unavailable) と表示されます。
「共通の親レベル」(Common Parent Level)
干渉する 2 つの部品に共通する最も近い親の構造ツリーの深さ。
「注記」(Note)「タグ」(Tag)
ユーザーが追加します。
作業版数の詳細
検出日、干渉を検出したユーザー、期間など。
これは役に立ちましたか?