Windows での doc2pv_config の使用
Creo View Adapter for PDF の設定は、doc2pv_config ツールを使用して行います。
1. Windows エクスプローラを使用して、<installation_directory>\bin ディレクトリをブラウズします。doc2pv_config をダブルクリックします。「Adapter for PDF Configuration」ダイアログボックスが開きます。
2. 以前の設定がある場合は、「Existing Configuration」グループを使用してその設定をアダプタの最新バージョンに簡単かつ完全に反映させることができます。このグループの「Setup Directory」フィールドで、以前の設定のロケーションを指定できます。
既存のセットアップディレクトリをブラウズすると、doc2pv_config によって必須フィールドに自動的に値が挿入されます。以前のバージョンを最新バージョンに自動的に更新するには、「Setup」をクリックします。
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既存のバージョンを上書きする前に新しい設定をテストする場合は、「Parameters」グループで「Setup Directory」の場所を変更します。これにより新しい設定は別のロケーションに保存されるので、既存のバージョンは上書きされずに保持されます。新しい設定を使用しないことを選択した場合は、バックアップの役割をする既存のセットアップディレクトリに戻ることができます。別の場所で新しいバージョンが正常に機能していることが確認できたら、古いバージョンを上書きできます。
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3. 「Adapter for PDF Configuration」ダイアログボックスの「Parameters」グループ設定を使用し、アダプタの設定を指定します。これにより、パブリッシングを実行する Documents のセットアップディレクトリと起動方法を指定できます。「Parameters」グループには以下のフィールドが含まれます。
a. 「Client/Server Version」
「Client/Server Version」ドロップダウンリストで、クライアント/サーバーのバージョン番号を指定します。このバージョンは、ご使用の Creo View クライアントまたは Visualization サーバーと一致する必要があります。間違ったバージョンを設定すると、Creo View クライアントまたは Visualization サーバーで問題が発生する場合があります。
b. 「Setup Directory」
doc2pv_config は、指定したセットアップディレクトリから実行されるようにアダプタを設定します。異なるセットアップディレクトリを使用すると、複数のアダプタ設定により Visualization の異なる要件に対応することができます。
セットアップディレクトリを指定するには、
「Adapter for PDF Configuration」ダイアログボックスの
「Setup Directory」フィールドの右側にあるフォルダアイコン (
![](../../../../creo_view/images/open_file_folder_2.gif)
) を使用します。これにより、
「Select a Setup Directory」ダイアログボックスが表示されます。
<setup_directory> のロケーションをブラウズするか、
「Directory」フィールドにパスを入力します。
セットアップディレクトリを選択したら「OK」をクリックします。前に示した「Adapter for PDF Configuration」ダイアログボックスが再び表示され、引き続き設定に関する選択を行うことができます。
c. 「Use AEM Server」
ドキュメントの変換に AEM を使用するには、「Adobe Experience Manager Server Details」チェックボックスをオンにし、次のフィールドに入力します。このオプションはデフォルトではオフになっています。
▪ 「Server Host」 - AEM の場所。
| SSL 構成の場合、ホスト名は https://[host name] というフォーマットで指定する必要があります。 |
▪ 「Server Port」 - 表示されるポート番号を変更しないでください。
| SSL 構成の場合、ポート番号として 8443 を指定する必要があります。 |
▪ 「User Name」 - AEM 製造ライセンスに使用したユーザー名を入力します。
▪ 「Password」 - AEM 製造ライセンスに使用したパスワードを入力します。
▪ 「Enable Reader Extensions」 - Reader Extensions を有効にします。
▪ 「ReaderExtension Credential alias」 - AEM のインストール時に「User defined name for this credential」に使用した資格情報エイリアスを入力します。
4. 「Adapter for PDF Configuration」ダイアログボックスの「Components」グループ設定を使用して、設定するパブリッシングコンポーネント、およびシステムで Visualization サーバーのホストとポートを検索する方法を定義します。「Components」グループボックスには以下のフィールドが含まれます。
a. 「Create docbatch」
コマンドラインからバッチモードで実行するにはこの設定をオンにします。
b. 「Create docworker」
Worker モードで実行するには、この設定をオンにします。この設定を選択すると、ホストとポートの設定が有効になります。
i. 「Server Host」
「Server Host」は、Visualization サーバーが実行されているサーバーの名前です。Worker は Visualization サーバーと異なるサーバーで実行される場合があります。
ii. 「Server Port」
「Server Port」では、サーバーホスト上の Worker Agent への接続時に使用するポートを定義します。ポート番号は、Worker Agent の設定で定義したポートの設定と一致する必要があります。
iii. 「Test Server」
サーバーのホストとポートを指定した後、「Test Server」ボタンをクリックしてマシン名、ポート番号、および Worker 可用性を検証し、その場所の Worker Agent に接続できることを確認します。「Server Configuration Test」ウィンドウに、次の結果が表示されます。
▪ 「Worker Type」
▪ 「Server」
▪ 「Port」
▪ 「Test Connection to Server」 - 「Server Configuration Test」ダイアログボックスが開きます。テスト結果が「Succeeded」または「Failed」で、結果のメッセージが「Set keepalive ok」で始まっている場合は、「OK」をクリックしてセットアップを続行します。
5. コンフィギュレーションを生成するには、「Setup」をクリックします。「Setup Complete」ダイアログボックスが開きます。
6. 「OK」をクリックして続行します。
7. 設定後、「Recipe Editor」をクリックすると、この設定のレシピファイルを編集できます。
| レシピファイルへの変更は、上級ユーザーのみが実行してください。 |
8. 「Exit」をクリックするとプロンプトが表示されます。「Yes」をクリックして終了を確認します。