マクロが有効なドキュメントのパブリッシング
マクロが有効なドキュメントのパブリッシングは、PDF 用 Creo View アダプタを使用した Office パブリッシングでのみサポートされています。デフォルトでは、マクロの実行は無効になっているので、パブリッシングプロセスはマクロを実行せずに、マクロが有効なドキュメントを変換します。
マクロの実行を有効にするには、レシピオプション「アドバンス」(Advanced) > 「その他」(Miscellaneous) > 「Office Macros」をアクティブ化します。このオプションはデフォルトではオフになっています。詳細については、PDF 変換のその他のアドバンス設定を参照してください。
また、Microsoft Office ソフトウェアでマクロ設定を構成する必要もあります。たとえば、Microsoft Word でこれを行うには、次の手順に従います。
1. Word ドキュメントを開きます。
2. 「ファイル」(File) > 「オプション」(Options) の順にクリックします。「Word のオプション」(Word Options) ページが開きます。
3. サイドバーで、「トラストセンター」(Trust Center) をクリックします。「Microsoft Word トラストセンター」(Microsoft Word Trust Center) で、「トラストセンターの設定」(Trust Center Settings) をクリックします。
4. 「マクロの設定」(Macro Settings) で、「デジタル署名されたマクロを除き、すべてのマクロを無効にする」(Disable all macros except digitally signed macros) または「すべてのマクロを有効にする (推奨しません。危険なコードが実行される可能性があります)」(Enable all macros (not recommended; potentially dangerous code can run)) を選択します。
5. 「OK」をクリックし、再度「OK」をクリックして、「Word のオプション」(Word Options) ページを保存して閉じます。
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管理者は、マクロの実行に関連するリスクを評価する必要があります。その評価に基づいて、管理者はこれらのマクロの実行を有効にするかどうかを決定する必要があります。
Office パブリッシングは、ドキュメントの読み込み時に実行するように設定されたマクロを実行します。その他のマクロは実行されません。
Visualization Content Services (VCS) パブリッシングでは、マクロの実行は許可されていないため、デフォルトでは無効になっています。
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