属性規則の定義
属性規則 (<attr_rules>) は、どのような場合に属性を属性リストに表示するかを定めたオプションの規則です。属性規則を使用して、属性の非表示やロックを行ったり、イラストレーション内の属性のローカライズを有効にしたりできます。標準には、ソースデータ内の属性の表示を制御する規則や、異なるレベルで属性をロックする規則を含めることができます。属性規則のリストは空であっても構いません。
属性規則は xml ファイルで定義され、標準への追加時に次のヘッダーが有効になり属性規則として認識される必要があります。
<?xml version="1.0" encoding="utf-8"?>
長さ単位
属性規則ファイルに長さ単位を定義する必要があります。次の単位を設定できます。
MILLIMETER
INCH
POINT
次に属性規則の長さ単位の例を示します。
<attribute_rules length_units="MILLIMETER">
type - 属性のタイプを設定します。現在のところ、schematics がサポートされている唯一のタイプです。
<if> - <if> 文は省略可能です。1 つの文には <if> が 1 つ含まれているかまったく含まれず、引数 <then> は 1 つだけ含まれています。<if> が定義されていない場合、すべてのアイテムに <then> が適用されます。
and|or|not - ブールタグによって条件を結合できます。
item - アイテムのみに適用される条件。
item の引数
説明
type
アイテムのタイプ。regexpr=true の場合に regexpr を使用できます (オプション)。
name
アイテムの名前。regexpr=true の場合に regexpr を使用できます (オプション)。
regexpr
条件内で正規表現を使用します。
equal
条件が真となるためには、引数の値 (タイプ/名前) が等しくなければなりません。
caseins
この文が true の場合、大文字と小文字が区別されます。
アイテムに適用される属性の例を次に示します。
attribute - アイテムの属性に適用される条件。
attribute の引数
説明
name
属性の名前。regexpr=true の場合に regexpr を使用できます (オプション)。
value
属性の値。regexpr=true の場合に regexpr を使用できます (オプション)。
regexpr
条件内で正規表現を使用します。
caseins
この文が true の場合、大文字と小文字が区別されます。
then - 規則に引数 then が 1 つ必要です。規則を適用する場合にのみこの引数を追加します。ここには規則が適用されるすべてのものが含まれています。
then の引数
説明
attribute
属性に任意の数の効果を追加します (オプション)。
lock
ロック属性を true に設定して属性をロックします。
visible
この属性を false に設定して属性を非表示にします。
localize
属性のローカライズを有効にします。
引数 then の例を次に示します。
<attr_rules>
<rule type="schematics">
<if>
<item type="co*" name="*1*" regexpr="true"/>
</if>
<then>
<attribute visible="false"/>
</then>
</rule>
<rule type="schematics">
<if>
<attribute name="*name*" regexpr="true"/>
</if>
<then>
<attribute lock="true"/>
</then>
</rule>
<rule type="schematics">
<if>
<and>
<attribute name="name"/>
<attribute value="*2*" regexpr="true"/>
</and>
</if>
<then>
<attribute localize="true" lock="false" visible="true"/>
</then>
</rule>
</attr_rules>
次のセクションでは、プロファイルの定義について説明します。
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