練習 3 - 外部参照を使用しないでファスナーを作成する
Creo Intelligent Fastener のデフォルト設定では、ファスナーの配置に外部参照が使用されます。会社のガイドラインに従って、この設定を変更し、外部参照なしで作業を行えます。
1. Creo Parametric で、ワーキングディレクトリを <ダウンロードしたファイルの場所>\IFXTraining\IFX_Asm\Exercise3 に設定し、ifx-exercise-3.asm を開きます。
2. > > の順にクリックします。「Intelligent Fastener オプション」(Intelligent Fastener Options) ダイアログボックスが開きます。
3. 「一般」(General) オプション USE_EXTERNAL_REFERENCES の値を NO に設定します。
4. 「OK」をクリックして、変更を確定し、ダイアログボックスを閉じます。
5. > の順にクリックし、「GLASS」をクリックします。
6. > > の順にクリックします。「参照を選択」(Select References) ダイアログボックスが開き、「位置の参照」(Position Reference) ボックスがアクティブ化します。
7. 以下の説明に従って参照を選択します。
a. 「位置の参照」(Position Reference) として軸 AA_2 を選択します。
b. 以下の図に示すように「ねじ頭」(Screw head) と「ナット/ねじ山」(Nut or thread) の配置サーフェスを選択し、「OK」をクリックします。「ねじファスナーの定義」(Screw Fastener Definition) ダイアログボックスが表示されます。
8. 「ねじ」(Screw) ボックスで、「ISO 4014-5.6」を選択します。
9. 「ねじ山」(Thread) ボックスで、「M12」を選択します。
10. 「恒久的に、長さを自動的に設定」(Permanently set length automatically) をクリックします。
11. 「OK」をクリックしてダイアログボックスを閉じます。「追加オプション」(Additional Options) ダイアログボックスが開きます。
12. > の順に選択し、「OK」をクリックします。
13. モデルツリーで Pattern 1 of AA_1 をクリックし、「寸法を編集」(Edit Dimensions) を選択します。
14. 図のように値 60 を 70 に変更し、部品を再生します。
| このコンフィギュレーション変更によって、ファスナーには外部参照がなくなりました。したがって、穴がねじと揃わなくなりました。 |
15. > > の順にクリックします。右側の図に示すように、穴がファスナーと揃います。
16. アセンブリを保存して閉じます。
17. > > の順にクリックします。「非表示消去」(Erase Not Displayed) ダイアログボックスが開きます。
18. 「OK」をクリックして、すべてのファイルをメモリから消去します。