結果のクエリーおよび保存
シミュレーション検討の結果数量を表示および保存するには、シミュレーションプローブを使用します。シミュレーションプローブを作成して、以下を表示できます。
• 特定の点で表示される結果数量の値と、モデル上で選択した位置の座標値。
• 選択したサーフェスまたはトップレベルモデルにおける結果量の最大値。
• 選択したサーフェスまたはトップレベルモデルにおける結果量の最小値。
• 時間とともに変化する結果のグラフ。
• 構造検討、固有値検討、定常熱伝導検討、または流れ検討の結果履歴。
単一シミュレーション検討では、さまざまな数量の複数のプローブを作成できます。プローブを作成した後は、それをモデルとともに保存できます。
シミュレーションプローブを作成するには
1. 
「シミュレーションプローブ」(Simulation Probe) をクリックして、「シミュレーションプローブ」(Simulation Probe) ダイアログボックスを開きます。
「シミュレーションプローブ」(Simulation Probe) をクリックして、「シミュレーションプローブ」(Simulation Probe) ダイアログボックスを開きます。2. 結果数量をクエリーする点またはサーフェスを選択します。選択した点またはサーフェスは、「プローブエンティティ」(Probed Entity) コレクターに表示されます。
3. 次から結果成分の 1 つを選択します。
◦ 「点上」(On Point) - 点における結果数量と、点の座標値を表示します。
◦ 「最小」(Minimum) - 選択したサーフェスの結果数量の最小値を表示します。
◦ 「最大」(Maximum) - 選択したサーフェスの結果数量の最大値を表示します。
トップモデルの最大値または最小値のプローブを作成することもできます。
 | 簡略格子ではジオメトリを選択できないので、簡略格子にはプローブを作成できません。 |
4. 
をクリックして、シミュレーション検討の名前、選択した点の座標値と結果数量、選択したサーフェスの結果数量の最大値と最小値など、プローブの詳細を表示します。
をクリックして、シミュレーション検討の名前、選択した点の座標値と結果数量、選択したサーフェスの結果数量の最大値と最小値など、プローブの詳細を表示します。プローブを最小化するには 
をクリックします。
をクリックします。5. 非定常熱伝導解析や流体シミュレーション検討の結果など、時間とともに変化する結果では、
をクリックして、点またはサーフェスにおける選択した量と時間の時間依存のグラフを表示します。
をクリックして、点またはサーフェスにおける選択した量と時間の時間依存のグラフを表示します。グラフの表示を最小化するには、
をクリックします。
をクリックします。6. 「保存」(Save) をクリックしてプローブの名前を指定します。その後、「OK」をクリックしてプローブを保存し、モデルツリーに追加します。
プローブはモデルの解析として保存され、次の方法によって読み込むことができます。
◦ > の順にクリックします。
◦ > > をクリックします。
プローブを使用した結果履歴の表示
構造検討、固有値検討、定常熱伝導検討、および流れ検討では、入力条件の結果として変化する結果数量の基本的な棒グラフを表示できます。グラフの X 軸は結果数量の各変化を表し、Y 軸には結果数量が表示されます。基本的な結果履歴グラフを作成および表示するには、次の手順を実行します。
1. ライブシミュレーション検討を設定します。
2. 検討のプローブを作成します。
3. プローブを保存します。プローブがモデルツリーとグラフィックウィンドウに表示されます。
4. 「クエリー」(Query) の横にある矢印をクリックし、「累積データ」(Accumulate Data) チェックボックスをオンにします。
5. これにより、グラフィックウィンドウ内の保存済みのプローブで ボタンを使用できるようになります。
ボタンを使用できるようになります。6. をクリックして、プローブされた結果数量の結果履歴を表示します。入力条件またはジオメトリを変更するたびに、グラフは変化します。
をクリックして、プローブされた結果数量の結果履歴を表示します。入力条件またはジオメトリを変更するたびに、グラフは変化します。次の例は、モデル上の点における荷重別のフォンミーゼス応力の値を示しています。X 軸は、荷重の変化を原因とする結果の各変化を表しています。Y 軸は、モデル上の点における荷重の変化ごとのフォンミーゼス応力を示しています。
チャートの値は、グラフを右クリックし、「Excel にエクスポート」(Export to Excel) を選択してスプレッドシートに保存するか、「TXT にエクスポート」(Export to TXT) を選択してテキストファイルに保存できます。
デフォルトでは、「累積データ」(Accumulate Data) チェックボックスはオフになっており、グラフボタン はプローブで使用できません。
はプローブで使用できません。