結果ユーザーインタフェースでの作業
解析や設計検討の結果を評価するときは、結果ユーザーインタフェース内で作業します。このユーザーインタフェースを使用すると、解析と設計検討の結果を表示、評価、および管理できます。結果ユーザーインタフェースは、Creo Simulate ワークスペースから独立しています。結果ユーザーインタフェースを開く方法は、Creo Simulate が動作しているモードによって異なります。
• ネイティブモード - > の順にクリックして結果ユーザーインタフェースを開きます。
• FEM モード - > > の順にクリックして
.frd ファイルを開きます。このファイルには、画面上のモデルについての FEM メッシュと解析結果が含まれています。MSC/NASTRAN ソルバーを使用してモデルの解析を実行した場合、FEM メッシュおよび解析結果を表示するだけでなく、NASTRAN 結果
.xdb ファイルに直接アクセスすることもできます。結果をロードする各種の方法については、
ポストプロセッサの FEM モードでの使用を参照してください。
Creo Parametric でアクティブなモデルがない状態でも結果ユーザーインタフェースにアクセスできます。ネイティブモードの結果、NASTRAN の結果、またはその両方を表示して比較するには、 > > の順にクリックします。
結果ユーザーインタフェースには次のアイテムがあります。
• 「ファイル」(File)、
「ホーム」(Home)、
「ビュー」(View)、
「フォーマット」(Format) タブからなる
リボン • 結果が表示されるグラフィック領域
• 基本機能のセット、および結果を表示するための組み込みワークフロー。このワークフローを使用して、次の機能を実行できます。
◦ 各種結果ビューの設定
◦ 個々の結果の評価
◦ 複数の結果のスケールと表示を制御して、注目する量を別の量と比較
次のボタンは結果表示ウィンドウの右上隅にあります。
• 「PTC Creo Simulate ヘルプ」(
Creo Simulate Help) -
Creo Simulate ヘルプが開きます。
結果表示で推奨されるワークフローは次のとおりです。
1. 結果の表示 - 結果表示ウィンドウを定義したり、それらを表示または非表示にしたり、画面上とレポートでそれらがどのように表示されるかを制御します。
2. 結果の評価 - 定義した結果表示ウィンドウを調べたり、特定のモデル領域をプローブしたり、1 つのモデル、設計検討、結果量、または条件セットについての調査結果を別の要素についての調査結果と比較したりします。
この手順は、結果をレビューするための簡略化されたアプローチを表しています。設定した結果ビューの微調整が必要な場合は、これらのステップを繰り返し実行する必要が生じることもあります。
| 結果ユーザーインタフェースを使用して、個別のウィンドウまたは複数のウィンドウに対して操作を実行できます。たとえば、複数のウィンドウの背景を変更したり、複数の結果表示ウィンドウを回転させたりといったことが可能です。 |
1 つの結果表示ウィンドウを選択するには、ウィンドウにカーソルを移動し、左クリックします。選択したウィンドウが Creo Simulate でハイライトされます。複数の結果表示ウィンドウを選択するには、目的の各ウィンドウで Shift キーを押しながら左マウスボタンをクリックします。
結果表示ウィンドウでジオメトリまたは座標系を選択する場合は、
Creo Parametric の選択方法と、
Creo Simulate の結果表示ウィンドウの両方を使用できます。ジオメトリの選択方法については、
結果ユーザーインタフェースでのジオメトリの選択を参照してください。