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ビーム結果の計算ポイント
「応力」(Stress) 量の「フォンミーゼス」(von Mises)「最大主」(Max Principal)「中間主」(Mid Principal)「最小主」(Min Principal)「最大せん断応力」(Maximum Shear Stress)「ビーム曲げ」(Beam Bending)、または「ビーム合計」(Beam Total) 成分を選択すると、「量」(Quantity) タブの「ビームからの寄与を含む」(Include contribution from beams) 領域に「計算ポイント」(Recovery Point) ドロップダウンリストが表示されます。FEM モードでは、このオプションは、解析を実行するために NASTRAN ソルバーを使用するときにのみ表示されます。この場合、「コンポーネント」(Component) ドロップダウンリストから選択できる項目は、「ビーム合計」(Beam Total) だけになります。
Creo Simulate でビーム断面の特定位置におけるビーム応力のレポートを生成するには、「計算ポイント」(Recovery Point) リストを使用します。このオプションを選択すると、表示される追加メニューでさらに選択を行う必要があります。
モデルで使用可能なビーム断面のリストからビーム断面を選択します。Creo Simulate ではビームを定義する間、作成したビーム断面がすべてリストされます。このリストには、標準の 2 次元断面については「正方形」(Square)「長方形」(Rectangle) などの形状名、スケッチ 2 次元断面や一般的な 2 次元断面については「my_beam_section」などの断面名が表示されます。形状名または断面名を選択すると、ビーム断面の計算ポイントの位置を表すグラフィックが Creo Simulate で表示されます。
FEM モードで NASTRAN ソルバーを実行すると、2 次元断面名や計算ポイントが示されたグラフィックを表示できない場合があります。セッションでアクティブになっているモデルファイルや .frd ファイルなしに .xdb ファイルを単独で開いた場合、リストには、.xdb ファイルや .nas ファイルに含まれている PBEAM プロパティカード ID に対応する数字とともにデフォルト名だけが表示されます。たとえば、「Section1」は PBEAM ID 1 に対応し、「Section2」は PBEAM ID 2 に対応する、というようにです。タイプに関係なく、すべてのビーム断面に関して、一般的なビーム断面に対応するグラフィックが Creo Simulate で表示されます。FEM の .frd ファイルの結果を表示する場合、ビーム断面名と、表示されるグラフィックは、ネイティブモードの場合と同じになります。
また、FEM モードでは、ビームの断面タイプが最初と最後で異なると、セクション名がリストに表示されなくなります。このようなビームの計算ポイント結果は表示できません。ただし、ビームの断面タイプが最初と最後で同じであるが、寸法が異なる場合には、結果を表示できます。
使用可能な計算ポイントのリストから計算ポイントを選択します。このリストには、選択したビーム断面のタイプにおいて使用可能な計算ポイントの最大数が表示されます。たとえば、スケッチ断面にはその断面をスケッチした際に指定した数だけ計算ポイントがあり、一方、中実円の断面には計算ポイントが 9 つ、L 形断面には計算ポイントは 8 つあります。
FEM モードでは、計算ポイントの数は常に 4 です。
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