テストを使用して超弾性材料を作成するには
この手順は、
超弾性材料を作成するにはのステップを完了していることを前提としています。
2. テストのタイプを選択します。「単軸」(Uniaxial) がテストのデフォルトのタイプです。
3. 「超弾性材料定義」(Hyperelastic Material Definition) ダイアログボックスで > の順に選択するか
をクリックして、応力-歪みデータを含む ASCII ファイルをインポートします。または、テーブルに応力と歪みの値を指定します。
Creo Simulate の
グラフエリアに応力-歪みデータがプロットされます。
Creo Simulate のデフォルトでは、すべての材料モデルに最良適合カーブが表示されます。カーブごとに色分けされます。最良適合カーブを表示する材料モデルを選択できます。
4. 「最良適合材料モデルカーブを表示」(Show Best Fit Material Model Curves) で
材料モデルを選択します。任意のモデルのチェックボックスをクリックします。
テストエリアで指定したデータに最も近くなるように適合された、そのモデルの応力-歪みカーブが
Creo Simulate で表示されます。
指定したテストでの、選択した材料モデルの RMS 誤差と有効性が
Creo Simulate に表示されます。材料モデルが無効な場合、
Creo Simulate でそのモデルには赤色の感嘆符
が表示されます。
5. 「材料モデルを選択」(Select Material Model) エリアで、超弾性材料を定義する材料モデルを選択します。
デフォルトでは、Creo Simulate によってモデルが自動的に選択され、「材料モデルを選択」(Select Material Model) リストに「自動」(Automatic) と表示されます。選択した材料モデルの名前と、その材料モデルの係数が、「材料モデルを選択」(Select Material Model) エリアに表示されます。テストで指定されている応力-歪みデータと最良適合カーブを使用して、Creo Simulate によってすべての材料モデルの係数値が計算されます。これらの値を変更できます。
6. 「最良適合係数を使用」(Use Best Fit Coefficients) チェックボックスをオフにして、材料モデルの係数値を指定します。
7. 「OK」をクリックしてモデルを確定し、超弾性材料を定義します。
Creo Simulate の「材料定義」(Material Definition) ダイアログボックスの「材料モデル」(Material Model) エリアに、材料モデルの名前と係数値が表示されます。