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グローバルメッシュサイズ制御 - Creo Ansys Simulation
「グローバルメッシュサイズ」(Global Mesh Size) 制御を使用して、グローバルメッシュのサイズ設定およびプロパティを制御できます。「解析モデル化」(Refine Model) > 「メッシュ制御」(Mesh Control) の順にクリックして「メッシュ制御」(Mesh Control) タブを開きます。 「グローバルメッシュサイズ」(Global Mesh Size) をクリックして「グローバルメッシュサイズ」(Global Mesh Size) ダイアログボックスを開きます。
グローバルメッシュサイズは、Ansys メッシャーの "サイズ関数" によって制御されます。メッシュサイズは、サイズ関数方法の以下のいずれかのオプションから選択する関数に基づいて制御します。指定した値がソルバーに渡され、以下に説明する方法および関連プロパティに基づいてメッシュサイズを定義します。
「曲率」(Curvature) - エッジと面における曲率を調べ、これらのエンティティ上の要素のサイズを、最大サイズ、あるいはメッシャーまたはユーザー定義によって自動的に計算される曲率の法線角度に違反しないように計算します。以下の曲率オプションを修正して、要素のサイズを変更できます。
「最小サイズ」(Minimum size) - 要素の最小サイズ。一部の要素のサイズは、ローカルフィーチャーのサイズまたはその他のジオメトリの異常に基づいて、これよりも小さい場合があります。0 より大きい値を指定するか、デフォルトをそのまま使用します。
「最大面サイズ」(Maximum face size) - メッシャーに渡される最大面サイズ。要素の面が、剛エッジのサイズまたは浮動小数点演算に基づいて、このサイズよりも大きい場合があります。0 より大きい値を指定するか、デフォルトをそのまま使用します。
「最大サイズ」(Maximum size) - メッシャーに渡される最大サイズ。0 より大きい値を指定するか、デフォルトをそのまま使用します。
「成長率」(Growth rate) - 要素の後続レイヤーごとに増加する要素エッジの長さの割合を表します。たとえば、成長率が 1.2 である場合、要素エッジの長さは要素の後続レイヤーごとに 20% 増加します。有効な値は 1 から 5 までの実数です。
「曲率の法線角度」(Curvature normal angle) - 1 つの要素エッジがスパンできる最大許容角度。180 度または 3.14 ラジアンまでの 0 以外の正の値を指定するか、デフォルトをそのまま使用します。値を小さくすると、メッシュは細かくなります。
次の例 (例示の目的のみ) では、図 1 は「曲率の法線角度」(Curvature normal angle) を 180 度に設定して生成されたメッシュを示し、図 2 は「曲率の法線角度」(Curvature normal angle) を 30 度に設定して生成されたメッシュを示しています。
図 1 - 曲率の法線角度 = 180 度
図 2 - 曲率の法線角度 = 30 度
「近似」(Proximity) - 2 つのジオメトリエンティティ間のギャップで使用されるメッシュ要素の数を指定できます (近似サイズ関数)。ギャップは 2 つの方法で定義できます。
2 つの面間の内部ボリューム領域。
面の 2 つの対向する境界エッジ間の領域。
サイズ関数は、サーフェス上またはボリューム内でのメッシュサイズの分布方法を制御します。以下のオプションを指定します。
「最小サイズ」(Minimum size) - グローバルに使用できる最小要素サイズ。
「最大面サイズ」(Maximum face size) - 部品ベースのメッシュの生成時にフリーサーフェスメッシャーによって作成されるグローバルに使用できる最大要素サイズ。
「最大サイズ」(Maximum size) - グローバルに使用できる最大要素サイズ。
「近似サイズ関数のソース」(Proximity size function source) - 近似サイズ関数の計算の実行時に面またはエッジ間の近似の領域を考慮するかどうかを指定します。次のいずれかを選択します。
エッジ - エッジ-エッジの近似を考慮します。面-面および面-エッジの近似は考慮されません。
面 - これがデフォルトです。面間の面-面の近似を考慮します。面-エッジおよびエッジ-エッジの近似は考慮されません
面とエッジ - 面-面およびエッジ-エッジの近似を考慮します。面-エッジの近似は考慮されません。
「成長率」(Growth rate) - 要素の後続レイヤーごとに増加する要素エッジの長さの割合を表します。たとえば、成長率が 1.2 である場合、要素エッジの長さは要素の後続レイヤーごとに 20% 増加します。1.0 から 5.0 までの値を指定するか、デフォルトをそのまま使用します。デフォルトは 1.85 です。
「ギャップ間のセル数」(Number of cells across gap) - これはギャップ内に生成される要素のレイヤーの最小数です。1 から 100 までの値を指定するか、デフォルトをそのまま使用します。デフォルトは 1 です。
「固定」(Fixed) - 固定サイズ関数は曲率または近似に基づいてメッシュを微調整しません。最小サイズと最大サイズを指定し、指定した成長率に基づいてサイズ間の変化が表示されます。固定サイズ関数は以下のプロパティによって定義されます。
「最小サイズ」(Minimum size) - メッシャーに渡される最小サイズ。一部の要素のサイズは、ローカルフィーチャーのサイズまたはその他のジオメトリの異常に基づいて、これよりも小さい場合があります。0 より大きい値を指定するか、デフォルトをそのまま使用します。
「最大面サイズ」(Maximum face size) - サイズ関数がサーフェスメッシャーに返す最大サイズ。要素の面が、剛エッジのサイズまたは浮動小数点演算に基づいて、このサイズよりも大きい場合があります。0 より大きい値を指定するか、デフォルトをそのまま使用します。
「最大サイズ」(Maximum size) - サイズ関数がメッシャーに渡す最大サイズ。0 より大きい値を指定するか、デフォルトをそのまま使用します。
「成長率」(Growth rate) - 要素の後続レイヤーごとに増加する要素エッジの長さの割合を表します。たとえば、成長率が 1.2 である場合、要素エッジの長さは要素の後続レイヤーごとに 20% 増加します。1.0 から 5.0 までの値を指定するか、デフォルトをそのまま使用します。デフォルトは 1.85 です。
「曲率と近似」(Curvature and proximity) - エッジと面における曲率を調べ、これにより 2 つのジオメトリエンティティ間のギャップで使用されるメッシュ要素の数を指定できます。これらのプロパティにより、メッシュ作成時のメッシュサイズの分布をより正確に制御できます。
「最小サイズ」(Minimum size) - サイズ関数がメッシャーに返す最小サイズ。一部の要素のサイズは、ローカルフィーチャーのサイズまたはその他のジオメトリの異常に基づいて、これよりも小さい場合があります。0 より大きい値を指定するか、デフォルトをそのまま使用します。
「最大面サイズ」(Maximum face size) - サイズ関数がサーフェスメッシャーに返す最大サイズ。要素の面が、剛エッジのサイズまたは浮動小数点演算に基づいて、このサイズよりも大きい場合があります。0 より大きい値を指定するか、デフォルトをそのまま使用します。
「最大サイズ」(Maximum size) - サイズ関数がメッシャーに返す最大サイズ。0 より大きい値を指定するか、デフォルトをそのまま使用します。
「近似サイズ関数のソース」(Proximity size function source) - 以下の値を指定できます。
面 - これがデフォルトです。面間の面-面の近似を考慮します。面-エッジおよびエッジ-エッジの近似は考慮されません。
エッジ - エッジ-エッジの近似を考慮します。面-面および面-エッジの近似は考慮されません。
「成長率」(Growth rate) - 要素の後続レイヤーごとに増加する要素エッジの長さの割合を表します。たとえば、成長率が 1.2 である場合、要素エッジの長さは要素の後続レイヤーごとに 20% 増加します。1.0 から 5.0 までの値を指定するか、デフォルトをそのまま使用します。デフォルトは 1.85 です。
「曲率の法線角度」(Curvature normal angle) - 1 つの要素エッジがスパンできる最大許容角度。180 度または 3.14 ラジアンまでの 0 以外の正の値を入力するか、デフォルトをそのまま使用します。
「ギャップ間のセル数」(Number of cells across gap) - ギャップ内に生成される要素のレイヤーの最小数。1 から 100 までの値を指定するか、デフォルトをそのまま使用します。デフォルトは 1 です。
グローバルメッシュ設定の保存
検討の「グローバルメッシュサイズ」(Global Mesh Size) ダイアログボックスのデフォルト値は、「メッシュ解像度」(Mesh Resolution) 制御の値とモデルサイズによって制御されます。「OK」をクリックすると、「グローバルメッシュサイズ」(Global Mesh Size) ダイアログボックスのデフォルト値がユーザー定義の値に更新され、それ以降はその検討に対して自動的に計算されません。シミュレーションツリーの「メッシュ制御」(Mesh Controls) ノードの下に「グローバルメッシュサイズ」(Global Mesh Size) サブノードが追加されます。
グローバルメッシュサイズのデフォルト設定の回復
「グローバルメッシュサイズ」(Global Mesh Size) ダイアログボックスを開いて「OK」をクリックすると、シミュレーションツリーの「メッシュ制御」(Mesh Controls) ノードの下に「グローバルメッシュサイズ」(Global Mesh Size) サブノードが追加されます。検討のグローバルメッシュサイズのデフォルト設定を回復するには、シミュレーションツリーで「グローバルメッシュサイズ」(Global Mesh Size) サブノードを選択し、右クリックして 「削除」(Delete) を選択します。
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