ツールパスに沿って同一点で送り速度を変更するには
1. NC シーケンスを選択します。「板金 NC シーケンス」(SMT NC SEQUENCE) ダイアログボックスが開きます。
2. 「CL コマンド」(CL Command) をクリックし、「定義」(Define) をクリックします。「SMM CL コマンド」(SMM CL COMMAND) ダイアログボックスが開きます。
3. コマンドをクリックし、CL コマンドをツールパスの選択した点に配置するには
![](../../sheetmetal/ncsheet/images/smm_clcmd_selb.png)
を、CL コマンドをツールパスの開始点に配置するには
![](../../sheetmetal/ncsheet/images/smm_clcmd_fstb.png)
を、CL コマンドをツールパスの最後に配置するには
![](../../sheetmetal/ncsheet/images/smm_clcmd_lstb.png)
を使用します。
4. 「コマンドウィザード」(Command Wizard) ウィンドウで「Movement」を選択します。
5. 「FEDRAT/」を選択します。
6. 送り比の値を指定します。
7. 「終了」(Done) をクリックします。
システム標準の構文メニュー
板金製造には ISO と AI の 2 つのシステム標準のメニュー構成があります。ISO がデフォルトです。AI メニュー構成を使用する場合は、以下のコンフィギュレーションオプションを使用します。
pro_mfg_cmdsyn_dir creo/mfg_cmdsyn_ai
ここで creo はユーザーのシステムにおける Creo Parametric のロードポイントです。
ユーザー独自の構文メニューの定義
システム標準の構文メニュー構成 (エディタで行を追加する際に使用します) をユーザー定義のメニューと置換できます。
構文メニューファイルのデフォルトディレクトリは、config.pro オプション pro_mfg_cmdsyn_dir を使用して指定できます。板金製造では、
1. カレントディレクトリ
2. デフォルトディレクトリ (設定されている場合)
3. システムディレクトリ
.syn ファイルのシステムディレクトリは creo/mfg_cmdsyn です (ここで、creo は Creo Parametric のロードポイント)。