モデル名
Creo ModelCHECK は Creo Parametric のモデル名、インスタンス、および簡略表示が会社固有の命名基準に適合しているかどうかを次のようにして検証します。
• ファイル名が特定の文字数より小さいか、等しいか、または大きいか ?
• ファイル名が文字だけから構成されているか、または数字だけから構成されているか ?
• ファイル名に特定の文字列が含まれているか ?
スタートコンフィギュレーションファイルで次のフォーマットを使用して、レイヤーを設定します。
[MODE]_[MOD_INST]_NAME [equality] [value]
ここで、
• [MODE] は PRT、ASM、または DRW です。
• [MOD_INST] は MODEL、INSTANCE、または SIMPREP です。
• [equality] は等値関係です。許容値は次のとおりです。
◦ EQ - 等しい
◦ NEQ - 等しくない
◦ LT - より小さい (長さの場合のみ)
◦ GT - より大きい (長さの場合のみ)
◦ LTE - 以下 (長さの場合のみ)
◦ GTE - 以上 (長さの場合のみ)
• [value] はモデル名の値です。値の規則は次のとおりです。
◦ 各 Creo Parametric モデルは異なる名前を持っていなければならないので、一意なファイル名を指定しないでください
◦ ALL_CHARACTERS は、すべてのモデル名が文字だけで構成されているかどうかを検証します。このチェックでは、名前の中に見つかったダッシュ (-) やアンダースコア (_) は無視されます。
◦ ALL_NUMBERS を使用して、すべてのモデル名が数字だけで構成されているかどうかを検証します。このチェックでは、名前の中に見つかったダッシュ (-) やアンダースコア (_) は無視されます。
◦ LENGTH_## を使用します。ここで、## は数字です。このチェックでは、モデル名の文字数が特定の数値より小さいか、以下か、等しいか、以上かを検証します。
◦ *、?、# および $ をワイルドカードとして使用できます。ここで、
▪ * - 任意の文字数
▪ ? - 1 文字 (数字、英字、またはシンボル)
▪ # - 1 桁の数字
▪ $ - 1 つの文字列
• DRW_MODEL_NAME については、図面名が図面に追加された最初のモデルと同じであるかどうかをチェックする場合に FIRST_MODEL の値を指定できます。
• LIST_XXX を指定して、許容値のリストを参照します。
PRT_MODEL_NAME EQ LIST_NAMES
コンフィギュレーションファイルの個別の行に LIST_NAMES リストの各メンバーを次にように指定します。
LIST_NAMES CE_*
LIST_NAMES CD_*
LIST_NAMES EO_*
このチェックでは、すべてのモデル名が CE_、CD_、または EO_ で始まっているか検証します。あるいは、次のようにして、リストが入っているテキストファイルを参照できます。
LIST_NAMES text/list.txt
例:
PRT_MODEL_NAME EQ ALL_CHARACTERS
PRT_MODEL_NAME EQ ALL_NUMBERS
PRT_MODEL_NAME EQ LIST_NAMES
PRT_INSTANCE_NAME EQ XYZ_*
PRT_INSTANCE_NAME EQ GENERIC
ASM_MODEL_NAME LT LENGTH_12
ASM_INSTANCE_NAME EQ E_##_*
DRW_MODEL_NAME EQ CD_*
DRW_MODEL_NAME EQ ???_CD
DRW_MODEL_NAME EQ FIRST_MODEL
ワイルドカードの例 :
• *test - 値は test で終わらなければならないので、model test なら許容値です。
• ??-?? - 値は 5 文字の長さで、3 番目の文字がハイフン (-) でなければなりません。
• ####-$00 - 最初の 4 文字は数字で、5 番目の文字はハイフン (-)、6 番目の文字は英字、最後の 3 文字はゼロ (0) でなければなりません。
• ???_* - 最初の 3 文字は、後ろにアンダースコアが続けば、任意の文字で構いません。