マネキンツリーについて
マネキンツリーは、「マネキン」(Manikin) タブが開いている場合に必ず、左上 (モデルツリーの上) に表示されます。マネキンツリーが折りたたまれている場合、 「マネキンツリー」(Manikin Tree) をクリックして展開できます。
マネキンツリーまたはグラフィックウィンドウで、特定のマネキンセグメントを見つけることができます。マネキンツリーでマネキンまたはそのセグメントを選択すると、そのアイテムはグラフィックウィンドウでも選択されます。グラフィックウィンドウでマネキンまたはそのセグメントを選択すると、そのアイテムはマネキンツリーでも選択されます。「マネキン」(Manikin) タブが開いている場合、デフォルトの選択フィルタは「マネキンオブジェクト」(Manikin Objects) になっているので、グラフィックウィンドウでマネキンセグメントを簡単に選択できます。
マネキンツリーには次のような設計要素が表示されます。
マネキンセグメントグループノード (例: 手) には、その子 (例: 指) のステータスが表示されます。
すべてのセグメントがロックされているか、固定されているか、ロックかつ固定されている場合、親ノードには完全ロックのステータスが表示されます。
すべてではないが、1 つまたは複数のセグメントがロックされているか、固定されているか、ロックかつ固定されている場合、親ノードには部分的ロックのステータスが表示されます。
ショートカットメニューにアクセスするには、Creo のその他の設計モデルと同様に、マネキンツリーでエンティティを右クリックするか、グラフィックウィンドウ上でマネキンモデルを選択します。
マネキンツリーには次のアイコンが表示されます。
マネキンツリー
- マネキンツリーの展開または折りたたみ
- マネキンルートノード
スナップショット
- スナップショットノード
- スナップショット
- アクティブなスナップショット
マネキン
- 各マネキンのマネキンノード
- ロックされたマネキン
- 部分的にロックされたマネキン
マネキン拘束条件
- マネキン配置拘束、リーチ拘束、視線拘束、ユーザー定義の固定拘束が含まれているマネキン拘束条件ノード
- 固定拘束
- 視線拘束
- リーチ拘束
- すべての配置結合が無効
マネキンセグメントグループ
上から下、頭からつま先の順に配置されています。
- マネキンセグメントグループ
- ロックされたマネキンセグメントグループ
- 部分的にロックされたマネキンセグメントグループ
マネキンセグメント
- マネキンセグメント
- 完全にロックされたマネキンセグメント。マネキンセグメントのすべての自由度がロックされている場合に表示されます。
- 部分的にロックされたマネキンセグメント。マネキンセグメントのすべての自由度ではなく 1 つ以上の自由度がロックされている場合に表示されます。
- 固定マネキンセグメント
- 頭部セグメントグループ内の視線
- 頭部セグメントグループ内の完全にロックされた視線
- 頭部セグメントグループ内の部分的にロックされた視線
- 頭部セグメントグループ内の固定された視線
ショートカットコマンド
スナップショットノードをクリックしてミニツールバーのコマンドにアクセスするか、右クリックしてミニツールバーとショートカットメニューコマンドにアクセスします。
「スナップショットを作成」(Create Snapshot) - スナップショットを作成します。
スナップショットをクリックしてミニツールバーのコマンドにアクセスするか、右クリックしてミニツールバーとショートカットメニューコマンドにアクセスします。
「適用」(Apply) - スナップショットを適用します。
「更新」(Update) - スナップショットを更新して、現在画面に表示されているマネキンと拘束の位置を保持します。
「名前変更」(Rename) - スナップショットの名前を変更します。
「削除」(Delete) - スナップショットを削除します。
「修復」(Repair) - スナップショットで指定されている拘束をマネキンに再接続してから、スナップショットを更新して、現在画面に表示されているマネキンと拘束の位置を保持します。修復は、 「再接続」(Reconnect) をクリックしてから 「更新」(Update) をクリックすることと同じです。
「再接続」(Reconnect) - スナップショットで指定されている拘束をマネキンに再接続します。
マネキンノードをクリックしてミニツールバーのコマンドにアクセスするか、右クリックしてミニツールバーとショートカットメニューコマンドにアクセスします。
「マネキンを編集」(Edit Manikin) - 「マネキンエディタ」(Manikin Editor) ダイアログボックスが開きます。編集可能なマネキンで使用できます。
「配置を編集」(Edit Placement) - 「マネキンを配置」(Place Manikin) ダイアログボックスが開きます。
「表示」(Show) - 選択したオブジェクトを再表示します。
「選択のみ表示」(Show Only) - 選択したオブジェクトのみを表示し、このタイプのその他すべてのオブジェクトを非表示にします。
「選択したオブジェクトを除くすべてを表示」(Show All Except) - 選択したオブジェクトを非表示にし、このタイプのその他すべてのオブジェクトを表示します。
「選択したオブジェクトにズーム」(Zoom to Selected) - 選択したオブジェクトの周囲の境界ボックスにズームインします。
「配置結合を有効にする」(Enable Placement Connections) - 無効になっている配置結合を有効にします。
「配置結合を無効にする」(Disable Placement Connections) - 配置結合を一時的に無効にします。
「名前変更」(Rename) - マネキンの名前を変更します。
「姿勢をリセット」(Reset Posture) - マネキンをデフォルトの姿勢に戻します。
「デフォルトの動きを適用」(Apply Default Behavior) - デフォルトの配置拘束を回復します。
「すべての拘束を解除」(Clear All Constraints) - マネキンからすべての拘束を除去します。
「姿勢および拘束条件をコピー」(Copy Posture and Constraints) - ソースマネキンの姿勢と拘束条件をクリップボードにコピーします。
「姿勢および拘束条件を貼り付け」(Paste Posture and Constraints) - ソースマネキンからコピーした姿勢と拘束条件をターゲットマネキンに適用します。
拘束をクリックしてミニツールバーのコマンドにアクセスするか、右クリックしてミニツールバーとショートカットメニューコマンドにアクセスします。
「拘束を有効にする」(Enable Constraint) - リーチ拘束または視線拘束を有効にします。配置拘束には使用できません。
「拘束を無効にする」(Disable Constraint) - リーチ拘束または視線拘束を無効にします。配置拘束には使用できません。
「拘束を除去」(Remove Constraint) - 拘束を除去します。
マネキンセグメントグループノードをクリックしてミニツールバーのコマンドにアクセスするか、右クリックしてミニツールバーとショートカットメニューコマンドにアクセスします。
「すべての自由度をロック」(Lock All DOFs) - すべての方向の自由度をロックします。
「すべての自由度をロック解除」(Unlock All DOFs) - すべての方向の自由度をロック解除します。
「姿勢をリセット」(Reset Posture) - マネキンセグメントグループをデフォルトの姿勢に戻します。
「表示」(Show) - 選択したオブジェクトを再表示します。
「選択のみ表示」(Show Only) - 選択したオブジェクトのみを表示し、このタイプのその他すべてのオブジェクトを非表示にします。
「選択したオブジェクトを除くすべてを表示」(Show All Except) - 選択したオブジェクトを非表示にし、このタイプのその他すべてのオブジェクトを表示します。
「選択したオブジェクトにズーム」(Zoom to Selected) - 選択したオブジェクトの周囲の境界ボックスにズームインします。
マネキンセグメントをクリックしてミニツールバーのコマンドにアクセスするか、右クリックしてミニツールバーとショートカットメニューコマンドにアクセスします。
- リーチ拘束
「表示」(Show) - 選択したオブジェクトを再表示します。
「選択のみ表示」(Show Only) - 選択したオブジェクトのみを表示し、このタイプのその他すべてのオブジェクトを非表示にします。
「選択したオブジェクトを除くすべてを表示」(Show All Except) - 選択したオブジェクトを非表示にし、このタイプのその他すべてのオブジェクトを表示します。
「選択したオブジェクトにズーム」(Zoom to Selected) - 選択したオブジェクトの周囲の境界ボックスにズームインします。
「セグメントを固定」(Fix Segment)
- マネキンセグメントを固定します。
「セグメントを固定解除」(Unfix Segment)
- マネキンセグメントを固定解除します。
「姿勢をリセット」(Reset Posture) - マネキンセグメントをデフォルトの姿勢に戻します。
「すべての自由度をロック」(Lock All DOFs) - すべての方向の自由度をロックします。
「すべての自由度をロック解除」(Unlock All DOFs) - すべての方向の自由度をロック解除します。
「自由度 X をロック」(Lock DOF X) - X 軸を中心とした回転をロックします。リンクしているすべてのセグメントがロックされている場合、すべての運動がロックされます。
「自由度 Y をロック」(Lock DOF Y) - Y 軸を中心とした回転をロックします。リンクしているすべてのセグメントがロックされている場合、すべての運動がロックされます。
「自由度 Z をロック」(Lock DOF Z) - Z 軸を中心とした回転をロックします。リンクしているすべてのセグメントがロックされている場合、すべての運動がロックされます。
ショートカットメニューコマンドにアクセスするには、ドラッガを右クリックします。
「セグメントを固定」(Fix Segment)
- マネキンセグメントを固定します。
「セグメントを固定解除」(Unfix Segment)
- マネキンセグメントを固定解除します。
「姿勢をリセット」(Reset Posture) - マネキンセグメントをデフォルトの姿勢に戻します。
「すべての自由度をロック」(Lock All DOFs) - すべての方向の自由度をロックします。
「すべての自由度をロック解除」(Unlock All DOFs) - すべての方向の自由度をロック解除します。
「自由度 X をロック」(Lock DOF X) - X 軸を中心とした回転をロックします。リンクしているすべてのセグメントがロックされている場合、すべての運動がロックされます。
「自由度 Y をロック」(Lock DOF Y) - Y 軸を中心とした回転をロックします。リンクしているすべてのセグメントがロックされている場合、すべての運動がロックされます。
「自由度 Z をロック」(Lock DOF Z) - Z 軸を中心とした回転をロックします。リンクしているすべてのセグメントがロックされている場合、すべての運動がロックされます。
「方向変更」(Reorient) - 選択した参照を基準にして 3D ドラッガの方向を設定します。
「スクリーンを基準にして方向変更」(Reorient to screen) - 3D ドラッガをコンピュータ画面に対して平行にします。
「方向をリセット」(Reset orientation) - 3D ドラッガを元の方向にリセットします。
複数のマネキンセグメントが選択されている場合、グラフィックウィンドウで右クリックしてショートカットメニューのコマンドにアクセスします。
「セグメントを固定」(Fix Segment)
- マネキンセグメントを固定します。
「セグメントを固定解除」(Unfix Segment)
- マネキンセグメントを固定解除します。
「姿勢をリセット」(Reset Posture) - マネキンセグメントをデフォルトの姿勢に戻します。
「すべての自由度をロック」(Lock All DOFs) - すべての方向の自由度をロックします。
「すべての自由度をロック解除」(Unlock All DOFs) - すべての方向の自由度をロック解除します。
ショートカットメニューコマンドにアクセスするには、グラフィックウィンドウの空の部分を右クリックします。
「スナップショットを作成」(Create Snapshot) - スナップショットを作成します。
ビデオ
マネキンツリーをビデオでご覧ください。
これは役に立ちましたか?