練習 2: 手動累積作成を使用した EZ Tolerance Analysis
この練習では、累積の手動作成、レポートの生成、およびレポートの保存を行う方法について学習します。
ここをクリックして、ベアリングシャフトアセンブリをダウンロードします。任意のディレクトリにこのフォルダを解凍します。
ワークフロー
1. デフォルトの公差とデフォルトの解析を設定します。
2. 累積を手動で作成します。
3. 形体を追加します。
4. レポートを生成して保存します。
デフォルト公差とデフォルト解析の設定
1. > の順にクリックします。「オプション」(Options) ダイアログボックスが開きます。
2. 「インチ」(inches) で、直線寸法公差を 0.01 に設定します。
3. 「解析タイプ」(Analysis Type) フィールドで、「ワーストケース」(Worst Case) をクリックします。
4. 「OK」をクリックします。
累積の作成
この累積のために、CLIP2 部品と BEARING 部品の間のクリアランスを解析します。
累積の作成: 累積寸法の定義
1. > の順にクリックします。「新規累積」(New Stackup) ダイアログボックスが開きます。
2. CLIP2 に最も近い BEARING の平面サーフェスを選択します。
3. BEARING に最も近い CLIP2 の平面サーフェスを選択します。
4. ASM_RIGHT データム平面を選択します。
5. グラフィックウィンドウ内でクリックして、累積寸法アノテーションを配置します。「新規の累積」(New Stackup) ダイアログボックスに「アセンブリ」(Assembly) 領域が表示されます。
累積の作成: アセンブリ拘束を使用した累積の定義
◦ 「新規累積」(New Stackup) ダイアログボックスの「アセンブリ」(Assembly) で、「アセンブリ拘束」(Assembly Constraints) をクリックし、リストの「選択」(Select) を選択します。
累積の作成: 寸法または部品ループの定義
手順に従って、累積の部品ループを定義します。
1. SPACER 部品を選択します。
2. BEARING 部品を選択します。
3. SHAFT 部品を選択します。
4. CLIP2 部品を選択します。
累積の作成: 合致サーフェスの定義
次に、累積の合致サーフェスを定義する必要があります。Creo EZ Tolerance Analysis では、適用できないサーフェスをフィルタすることで、これを簡単に行うことができます。モデルを回転させないで合致サーフェスを選択することをお勧めします。
1. 8 つの合致サーフェスを選択します。
a. サーフェス 1 はサーフェス 2 に合致
b. サーフェス 3 はサーフェス 4 に合致
c. サーフェス 5 はサーフェス 6 に合致
d. サーフェス 7 はサーフェス 8 に合致
2. 「OK」をクリックします。累積が作成されます。
形体の追加
累積を作成した後、中間形体を追加して各部品の寸法スキームを定義できます。
1. > の順にクリックします。
2. BEARING ステップサーフェスを選択します。
3. BEARING 部品の反対側にあるステップサーフェスを選択します。
4. 「OK」をクリックします。
レポートの生成と保存
1. 累積詳細テーブルを閉じます。
2. グラフィック内ツールバーの
![](../../model_analysis/eztol/images/name_view_list16x16.png)
をクリックし、
「右」(RIGHT) を選択してモデルの向きを変更します。
3. 「累積テーブル」(Stackup Table) をクリックします。累積詳細テーブルが開きます。
4. ![](../../model_analysis/eztol/images/save_orientation.png)
をクリックして、レポートで使用するビューとサイズを保存します。
5. 「レポート生成」(Generate Report) をクリックします。「レポートを保存」(Save report) ダイアログボックスが開きます。
6. 「ファイル名」(File name) ボックスに Report1 と入力し、「保存」(Save) をクリックします。